忠良さんの猫ブローチ
佐藤忠良さんの猫のブローチ
ずーっと気になっていたものでした。
M1号さんにお願いしてお願いして、プレゼントしてもらいました。
この方の作品が好きです。
人間というものを時にするどく生々しく表現されていて、でもとても暖かい眼差しを作品から感じられます。
滋賀県にある佐川美術館にも作品が沢山置いてあります。
この美術館の一部の作品は実際に触れてもいいのだそうです。触れるって、うれしいな・・・。
彫刻家(ご本人は粘土職人といっていたらしい)という仕事は、精神的にもハードで体力がいる職業だと思います。
例えばある方の銅像の以来があったとします。
ただ写真に似せて作ればいいというのではなく、その形の中にその人の生き様や歴史など、さまざまなものその粘土にぶち込んでいく作業をしないといけないらしい。以前、忠良さんが安野光雅さんと対談されてた本にそんなような事が書かれてあった。
考えただけでも重く、そりゃ大変な仕事なんだろうなと思うわけです。
佐藤忠良さんと言っても分からない人も多いですが、身近でいうと福音出版の絵本「おおきなかぶ 」の絵を描いた人というと時々わかってもらえます。
彼は最近、東北大震災後のその年(2011年3月11日)98歳でお亡くなりになりました。宮城県ご出身の方だったらしい。
震災直後で、いろいろ心労も重なった事だろう。
追悼の意味も込めて・・・