間に合わない
この仕事をやっていて、いつもどきどき感じるのは、”間に合わないという”言葉です。
”なんだかんだ行っていてもオープンには何とか間に合うものさ”と言う同業者はたくさんいます。
私は間に合わなかったことが一度あります。
地方百貨店の全館改装で、オープンの日に間に合いませんでした。
オープンの日の朝、どう組み立ててよいか分からなくて、大量に現場運び込まれる造作物、什器を、4トントラック1台分くらい捨てました。
それ以来私は、間に合わないことに対して異常に敏感になりました。
とにかく絶対間に合うようにというか、間に合っているように見えるようにします。
”オープンにこんなに過敏になるのは日本だけだ”とか言う人もいますが、全く間に合わなかった経験をすると悲しいけれど神経質になるものです。
テレビドラマの電話の音にまで反応する自分が悲しく感じるときがあります。
4tトラック1台分・・・こわーい。すざまじかっただろうね。
言葉に気をつけて会話しよーっと・・。
その経験にもきっと意味があって
それが今、イカされているんでしょうね♪
M3号もきっと・・・
言葉って大事ですよね〜
人間は心が通じ合わない唯一の動物だから言葉があるんだそうです
私も言葉を大事にします。
私達の業界の人は挨拶のように”間に合わない”といいます”人間が月にいける時代にそんなことはない”と言い返したくなります。でもそんな状態にならないよう気をつけようとも思います。