雑草とマーケティング
毎年この時期、M2号が昔住んでいた岐阜県の垂井の家に行って草むしりをした後、必ず同じことを感じてこの場で毎年同じことを書いているのが”雑草について”です。
雑草むしりは、面倒だけど一本一本手”こらっ、こらっ”と手でむしるのが好きです。
時期によって、場所によって縄張りを広げるやつらがいます。今の時期からどくだみ野郎がのさばります。花をつける時期だと弱気になってしまうのでその時期を避けてむしります。残す残さないの仕分けを考えているときりがないので、勝手に決めたリースラインから 勝手に決めた共用部にはみ出たヤツは撤去します。
そのほかにもあんなヤツ、こんなヤツ、と手を変え品を変え、色んな方法で勢力争いをして限られた土地(マーケット)を喰いあっています。
でも それに気をとられていると不定期にやってくる私たちのような”想定外”の人間が、名前を知らないので”雑草”とか言って抜かれてしまい、名前を知っているだけで、たまたまそこに花をさかせていただけの理由、いずれも想定外の理由で生き残るやつらもいます。
世のはかなさ・無常・非情・運命 を感じながら毎年ただただ草をむしります。