JR大阪三越伊勢丹

恐ろしく長い名前の百貨店です。

最近の三越伊勢丹の食品売り場を見なくてはいけなかったので片道1500円のバスでM2と2人で行ってきました。帰りはバスは出発したが、台風の影響で途中で大阪まで引き返し下車しなければいけないハプニングがあり、結局高いお金を払って新幹線で帰ってきました。

髙島屋グループに比べブランド色を抑えた伊勢丹らしい統一感のある素敵なお店でした。この東京っぽいすっきり感のデザインが大阪人にどう受け止められるかが勝負の分かれ道だと思います。特に食品売り場は、この正反対の考え方のイカ焼きで有名な阪神百貨店がすぐ近くなので比較してみるとおもしろいですね。

特に呉服、和装小物のゾーンは先日セレクトショップという題で書いた”セレクト”感がよく出ていると感じました。

なんと売り場に茶室も建築されておりました。和のお稽古ができるサロンだそうです。すご~い!
久々に百貨店でときめいた気もちになりました。「ときめく」店づくりでは大事な要素です。
http://osaka.wjr-isetan.co.jp/floorevent/1105manabian/index.html

こんなオープンな環境で和文化を勧めている事に好感。こういうのがもっと拡がればいいと思う。

それにしても三菱東京UFJみたいに名前が長すぎるとおもいませんか。大阪の人がどう省略して呼ぶかが楽しみです。

伊勢丹では、「イセタン・ガール」でプロモーション展開されていました。

うう・・おばさんは入りにくい・・・(M2号)


コメント (5)

  1. カイユ より:

    デパートにお茶室とは!いいなぁ。
    建具はちゃんと夏建具になってますね。
    本格的!さすが商人の茶の湯発祥の地!大阪。

    点前座の壁にはコンセントもあるので、
    電気風炉でお稽古できそうですね。

    掛け軸は「行雲流水」と読むのでしょうか?
    雲は常に流れ、水もまたしかり。
    時は刻々と流れ、とどまることを知らない。
    流行・時代を扱うデパートにふさわしい掛け軸ですね。
    (間違ってたらすいません。)

  2. mangrove より:

    業界人はデパートと言わず百貨店と呼びなさい。M1

  3. mangrove より:

    カイユさん

    先日先生から文化センターの話聞いてて、いろんな流派が一つの場所でお稽古するって、なるほどいろいろ問題があるんだなって思った。

    新しい文化サロンとしてまた全国の百貨店にこういったものができてくるといいですね~。ぜひ名古屋も!!

  4. ハナピー より:

    リサーチお疲れ様です。
    う〜ん長いし、場所が大阪っていうのが不思議なくらいです。
    この様な茶室を持った百貨店が以前東京の何処か? あ〜忘れました。にもありましたが、そのうち使われなくなってました。
    でも最近は『茶の湯』や『着物』がもっと身近になってるので良い展開になりそうですね!!

    • mangrove より:

      ハナピーさん

      そうなんですか、あったとこもあるんですか。

      利休さんも堺の商人出身。そういったこだわりなんかもあるのかなぁ?
      さらに新しい文化を発信していってほしいものです。

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