豊田市足助町香嵐渓でかたくりの花が見ごろですよと誘っていただき、行ってみました。
香嵐渓（こうらんけい）というと紅葉が有名ですが、シーズンは道が渋滞するなどの理由であまり寄り付いたことありませんでした。

かたくりの花とは、和名は堅香子といい、ユリ科の多年草で種子から開花までに７年かかるのだそうです。その名前の通り、根っこはあの食用の片栗粉になるのだそうだ。花が咲く時期は三月下旬から四月上旬で、１週間で終わってしまいます。花の命は短し。
葉に斑点があり、蕾から花ひらくところが楚々としてなんとも可憐な姿です。
そのかたくりの花が山の方斜面にびっーーしりと咲いていました。この珍しい花が、こんなにたくさん群生しているとは、ちょっとびっくりしました。
誘われなかったら、きっと一生見ることもなかったかも。素直に行ってみるもんですね。（笑）Ｉさん誘ってくれてありがとうございました。
薄紫色の花のじゅうたんになっていました。私もしかすると初めて見たかもしれません。

辺りには花を撮るカメラおじさんもたくさんいて、それにも少しびっくり。

少し見難いかと思いますが、かたくりの花の壁になっています。これがずっと上の方まで続くのです。
行ったこの日は冬型の気圧配置でとても寒く、また前日の雨の影響もあって花は寒そうにうな垂れていたのが残念でした。

今度はきれいに咲きそろった姿を拝見したいと思いました。