炉時期終盤
久々に茶のこと
炉の季節は4月で終わりになり、5月からは風炉の季節になります。もうあっという間に半年過ぎていくようです…。早いなぁ~
炉の時期の後半のお稽古は、前期は平点前のお稽古から始まり大炉のお点前、吊り釜の扱いと炉の時期ならの特殊な道具を扱う点前のお稽古をします。そう順々にすすみ、その後少し複雑な四ヶ伝といって師から直接口伝えで習うお稽古になり、炉の後半には集大成としてさらに奥伝のお稽古を習う事になっています。
「大円の真」の特別稽古の日があり、強制ではなく受けたい人だけ申請して受けることができます。奥伝にはその他にもいろいろと種目がありまして、半年に1つなら習う事で計算していくと、再度稽古つけてもらうとなると4年後となります。なのでこの日を逃すと4年後になってしまいます。(小習いと中級の許状ではこれは申請する事はできません)
この時期、そういうお稽古を受ける我々生徒の方もそうですが、先生の気合も相当なもので、普段のお稽古にもそれはそれは力が入ってきます。細かい動きにもかなり厳しい事を言われます。
上級の稽古受けるものが初歩の段階の事で右往左往してもらっては先生もかなわないですから、基礎である草の稽古が肝心要となって、おのずとそうなるようです。
先生の方もその特別稽古の道具立てなど、準備にも相当な時間を要するみたいです。お菓子も7種類準備するんだそうです。
私もそれを聞いて???が頭にいろいろ飛び交います。でもそういうものらしいです。
最近になって先生って相当な労力を使って私たちを指導してくださってるんだとしみじみと感じるようになりました。浮わついた状態で挑んではいられません。先生の気合いを受けとめ、私たちも気合いをいれ頑張ってお稽古に励む所存であります。
先生、どうぞよろしくご指導お願いいたします!!