炉開き茶会
11月は炉開きの季節で、お茶の世界ではお正月になります。杜鵑草庵でも炉開き茶会を催しました。
待合席では、カイユ父の作品が拝見できます。左は、鉄のオブジェ 右の絵は「桃源郷」
なかなか素敵な作品なんです。ここに来たら必見であります。
杜鵑草庵も炉に変わりました。
今回は、炉縁を木工屋のedo禅さんに作って頂いてます。いつもご協力ありがとうございます。
使った材料はナラで虫食いのものでしたが、それがまたこの場にうまく馴染んでます。杜鵑草庵の新たなお道具の一員として、生を受け、呼吸を始めたような気がします。
今回は、この炉縁に合わせて、お道具も選らんであります。後日、茶会記アップします。
写真はありませんが、一服目の茶入れの薄器は和金を合わせました。 一見、木地で地味そうですが、中が金箔がはってあり、なかなか華やかなもの。お正月って感じ~。茶杓の銘は「峠」
お軸は杜鵑草庵のオーナーでもある鶴田母に「関」という文字をお願いして書いてもらいました。
前回、名城市民茶会で見て覚えたてホヤホヤの新しい語だから。(というのか、あまり知らないので)
というのと、自分たちへの目標とする場、などなどいろんな意味合いも込めてです。
また何年か先、このお軸の文字を見て、その時は何を感じているのでしょうか?楽しみであります。
11月には、何か織部を使うというのが、定番らしいです。
と言うことで、菓子器は織部 を使いました。生菓子は伊勢久ヶ衛さん「木の葉の舞」秋らしい華やかなお菓子です。
一度、お客さまには、席を外してもらい、炭を直し、再度席入りしてもらいます。
二服目は手づくりの干菓子で薄茶を。二服目に私M2号がお点前させて頂きました。
雲平には「mangrove」 「hototogisu」と文字が入ってます。少し茶目っ気なお菓子です。
ままっ、ご愛嬌ということで、この辺は笑ってください。
がしかし、お味はなかなかですよ。和三盆をたっぷり使ってありますから。
来て頂いたお客さま、一期一会なお付き合い、どうもありがとうございました。
素敵な炉開きでしたね!
そしてマングローブの干菓子なんてユニーク。
マングローブは何でも作っちゃいそうですぅ。
とっても寒い今日この頃。
そんな中でもお茶をしてると心も身体も暖まりますね♡
お互いに精進していきましょうね〜。
ハナピーさん
写真で見てもお菓子にみえませんね。(笑)W婦人の和菓子にはかないません。
この落雁作ろうといいだした張本人はカイユさんです。私はそれに便乗して楽しませてもらっていま~す。
なんでも手づくりしちゃうカイユ家。ビールも自家製する面白いご夫婦です。
でもこんなおもてなし、話題の種にいいですね。