小さい蜜柑なる木の記憶
M2号が小学校に通っていたとき、校庭に小さい蜜柑がなる木があった記憶がありました。
最近になって、そういえばあの校庭にあったあの木はもしかすると橘だったのかな?とある時ふと思い起しました。
それで先日垂井で散歩した時、岩手小学校の校庭へ「その木」はまだあるのかを確かめに行ってみました。
やっぱり「その木」はありました。小学校4年生の時に古い木造校舎から今の鉄筋構造の校舎になってからも、その木が移植されていたことも私は知っていました。なぜかずっとその木の事が気になっていて、小学生ながらにこの学校にとってこの木は大事な木なんだとなんとなく感じていました。
だけど、なぜこの木になる実は蜜柑の形なのに酸っぱくて食べられないのか?(そのころ私はその実を味見してみたんだね)と不思議に思っていました。先生にもその木のことを聞いたこともなく、ぼんやりと頭の片隅に記憶されていました。
30云年ぶりの再会でしたが、今も立派な木に育っていました。
「その木」はやはり「橘」の木でした。やっぱりそうだんだ~と妙に納得した次第。
あの頃から私には「橘」とはご縁があったのだなと、感慨深く感じました。