どうやって店をデザインするの?-4
ショップコンセプト、ストアコンセプト
出ました!うっとうしくてわけのわからないカタカナです。ストコンです。
ストアコンセプトとは”いつ、どこで、誰に、何を、どのように売るのか”だと考えています。
”どんな店をつくりたいの”です。
ストコンはデザインを依頼されたとき既に決まっている場合がほとんどです。これをじっくり読み疑問のない様にします。”そっれってものすごく売れそう”という素晴らしいコンセプトの場合はそれに沿ってじっくりやればデザインの仕事も成功するはずです。
ストアコンセプトを読んで、良く似た店がたくさんありそうな場合や、どこでも手に入りそうな品だったりするのが一般的で”そこをデザインで何とかしてよ”といわれる場合が多いのも確かです。
ストアコンセプト決まっていない場合は、聞き取りの時点で”ストアコンセプトは?と聞くのではなく、具体的に”いつ完成ですかー”、”どこに出店するんですかー”、”若者向きですか、年寄り向きですか、誰でもですか、金持ちですか、ビンボーですか”、”セルフで売るのですかー”というふうに聞き出していきます。”ショップコンセプトは何ですか”と聞くと、ショップコンセプトということばの解釈にズレがあるといけないのと、”コンセプトコンセプトとうるさいなー”と思う人も多いので具体的に聞き込みます。
こんな面倒なものはいらないという人も多いのですが、コンセプトという言葉に振り回されてはいけませんが、大切なことだと思います。”意思”とか訳するといいのかもしれません。
店づくりに参加する人はたくさんいます。みんなの意識が一つの方向を持つようにするには、やっぱりこういうものが必要なんですね。