薄茶 貴人清次(きにんきよつぐ)
杜鵑草庵で自主練習をしました。
自主練では、自分たちがつぎにやるお稽古のお点前の予習だったり、その時のお稽古後の復習としてやる場合もあり、・・っとまぁ、その都度でいろいろ変わります。
貴人点てというのは、高貴な方や位の高い人に点てる作法です。
お茶碗も天目茶碗といったすそがすぼまった形のもので、茶碗は木地の専用台の上に乗っかっていて、とっても仰々しくだされます。貴人さんは点てたお茶をとりにいく必要もなく、お付の人がそのお茶を貴人さんまで取次ます。高貴な方なのですから、そうされてもいいわけです。
だから、もしお客になってこれで出されたらば、お殿様になった様な身分の高い気分でお茶を頂いてください。※ただし、横柄な態度はいけません。
今回お稽古した「貴人清次」とは人の名前っぽいですが、まったくもって違いま~す。(自分がそう思っていましたー笑)
貴人さんの随伴のことで、貴人さんとも、付き人さんとも両方にお茶を点てるやりかたのことです。
水屋の準備では、貴人茶碗に茶巾、茶せん、茶杓を仕込みます。次茶碗には茶巾(千鳥茶巾)、煤竹の茶せんを組んでおきます。貴人さんは貴人専用でお茶を点て、次のひと用とは茶せんも違うし、茶巾のたたみ方までも違います。貴人さんってやはり特別な方なのであります。
日本語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語とがあります。お点前にもそういうような分類があって、お点前の少しやり方を変えるだけで、お点前も真・行・草と分類されます。お客さまに対しての心使いなのです。現代の生活にはあまり役にもたたなそうですが、そういう事を知っておくだけでもいいのです。いろんなおもてなしの方法があるんだと学べばいい事なんです。
真・行・草って、とっても日本的だなぁって私は思います。
お点前には棚を使います。棚に茶入れもかざっておきます。
貴人茶碗を運び、おき合わせします。そして、左手に建水と茶杓を持って、右手に次茶碗を一緒にもって運びます。そしてお点前が始まります。貴人さんに点て、次の人にもお茶を点て、のみ終わったら、かたづけてお仕舞いとなります。
鶴田夫婦から私たちへのおもてなし。絵は鶴田父、花は鶴田母
いや~ロマンチックですな!
1年ぶりに風炉の貴人清次をお稽古したら
なんか簡単に感じた。
1年でちょっとだけだけど成長した自分を発見。
おこんばんわ〜です。
お茶のお稽古 『自主練』するんですか〜。凄〜い!!
いつも思うんだけど、夜の長〜い時間をまったりお茶を共有出来る
友が居たら良いな…な〜んて思います。
楽しみながらお茶したいですね〜♬
『貴人点』最近してないので同門の皆さんと復習しなくっちゃ。
W婦人お元気ですか?
カイユさん
まだまだ、もっともっと難しいお稽古してますもんね。
上にはそのまた上のお稽古が、果てしない~。
戸惑うことなくすらすらできるといいのにな~と思っています。
ハナピーさん
ふだんのお稽古後も、杜鵑草庵に行って復習するんですよ。
これがすごくいいの。自分のためになってます。
茶道研究所みたいに使ってます。
今週日曜日、W婦人いよいよ杜鵑草庵でお客さまデビューです。