陰影のデザイン
今日良い本に出会いました。
照明デザインの本です。タイトルは”陰影のデザイン・・・照明のデザインの原点は、闇であり陰影である” いいですねー。
20-30年ほど前、照明メーカーの人が”照明計画とは影を計画することです。”と言っていました。
そのことがずーと心に残っていましたが、その後そんな言葉に出会う機会もなくすごしてきました。
私は、インテリアデザインをする人は、照明計画をメーカーの人にお任せするのではなく、照明はどうしたいか
をはっきり伝えられる知識を持つべきだと思います。
照明計画をするとき、一個ずつに”お前こうやってここを照らせよ”と思いながら図面に照明を示す○を書いていましたが
結局”均一に照らす”=影を作らない” ことに負けてしまい”暗い”というクレームから逃げるために”ふつう”の照明計画に
変えていました。
照明デザイナーの人たちには、こんな設計者、クライアントに対してきっと”ほんとはちがうのになー”と思っている人が
たくさんいるでしょうね、
”ローテクな心でハイテクを使いこなす” いいですねー
でも例によって、タイトルと目次と第一章しか読んでいません。でも買いました。