玉城のしょうゆ屋さん
伊勢で老舗のしょうゆ屋は、ミエマン醤油西村商店 通称”ミエマンさん”です。
勢乃國屋 外宮前 豊恩館さんでも取り扱っているおしょうゆ屋さんです。玉城にある本社工場へ行ってきました。
道端からも麹とお醤油の香ばしいい~い匂いがしてきます。
すぐ近くは玉城城(跡地のみ)にある城下町のお店です。
飲食店のなど業者向けにおしょうゆをおろしていたりするので、たぶんここのお醤油だと知らずに口にいる東海地方の人も
きっと多いはずです。伊勢で老舗の伊勢うどん屋のおしょうゆのたれもここのものが多いそうです。
奈良の小さなしょうゆ屋もあれば、この伊勢方面でこんな手広くやってるおしょうゆ屋もあるんですね。
おもろいねぇ。
帰り際に職人さんが今年のしょうゆ見せてくれるという。ヤッホーウレシイ。
外に5~6Mくらいはあるでっかいしょうゆタンクがいくつもあり、3か月目のと6か月目のおしょうゆタンクの中を
みせてもらった。
熟成されたおしょゆはぷんと甘ーい香りがするのに驚きました。はちみつに似たような、なんともいえない美味しい匂い。
職人さんが「今年のおしょうゆの出来がいいんですよ」と嬉しそうにお話しされ火入れする前のおしょゆの味見もさせてくださった。
なんか違う。火入れする前の味は味わい深い。美味しい。これを口で説明するのはむずかしい。火入れすると角がとれるんだそうです。
しょうゆもワインなどといっしょで天候などでお味も毎年違うらしい。そりゃそーだろう。自然のものなんだから。
これを濾して、火入れして商品となります。濾してのこったカスは粉砕してぶたさんやとりさんのエサとなるそうです。ふむふむムダがないね。
えっじゃああの巷で美味しいと評判の玉城ぶたさんも食べてるんですか?と聞いたらあの豚さんはもっと高級なものをたべているみたいですよ。と云ってらした。へーソーナンダ。
新商品のカレー伊勢うどんのたれをいただいた。
インド人もマングローブもびっくりのやみつきになりそうな夏向き味です。
伊勢ではローカルスーパーぎゅーとらで売っているそうですぜ、奥さん!
マングローブもおすすめします。