杜鵑草庵 初釜(その一)
先日、杜鵑草庵の初釜をしました。
ところで、初釜とは?
初釜は新年最初に行なうお茶会で、お濃茶・お薄茶・そしてお料理を召し上がって、新年をお祝いするお茶会です。
一月中旬頃に行われる初釜は、普段はなかなか会えない稽古仲間がそろい、各々の晴れ着姿が華やかな雰囲気を添える行事です。特定の人だけを招いて行われる茶事のように畏まるものでもなく、わきあいあいと楽しめ、花のある催しといえるでしょう。
杜鵑草庵では水屋の人も含め二日間で総勢23名でした。一回では収まらないので二日に分けて催すかたちとなりました。
一日目は食事を自分たちでつくり、二日目はお弁当形式にしました。
一日目のお客様はT社中の仲間内メンバーで。昨年はじめられた人たちを招いての初釜でした。
T先生の初釜は次週になります。初釜自体がはじめての方もいらっしゃるので、初釜とはこんなかんじですよ~という流れを一通りやらせていただきました。
杜鵑草庵では何事もお稽古のためのお稽古のようなもの。初釜も気負わずやれる範囲でやるというのと何事も挑戦する気持ちでやらせていただいております。
今回の食事の準備は前回と同じで献立を考え、それぞれ分担制でつくって持ち寄り、盛り付けをしました。
このお正月の時期なので食事内容は当然おせちっぽくなります。今回初釜初参加のW婦人が大半をつくって頂きました。ありがとうございました!
まず待合にて白湯(大福茶)を飲んでいただき、蹲で手をきよめ、お席に入ります。
今回主客はSさんにやってもらいました。主客も大事なお役目、いろいろ手順もありますから。これもお勉強です。
まず最初に初炭手前があります。今回私M2号が担当でした。昨年末から鶴田母に特訓してもらい、なんとかこなした感じです。
本番の組炭を組んでやらせてもらいました。新調した分厚い釜敷きが胸いっぱいな気持ちになりました。(笑)貴重な体験、緊張しました。
このうさぎの香合はM1号父、正良コレクションのひとつを実家からお借りしたものです。
萬古窯で銘も「鏡餅」とついており、卯年のこの時期に使わねばというものです。うさぎがとってもかわいらしいのであります。
ご協力ありがとうございます。
さぁさぁさぁお湯がちゃんと沸くのかな?
そして、お客さまにはひき続き粗飯(食事)を召し上がっていただきます。
次に続きます~。
素敵な取り合わせですね〜。お正月って感じです。
w婦人が懐石の担当だったのですね!!
良いな〜良いな〜。
博多へ出張してくれないかな?
お天気も良さそうで何よりでしたね。
総勢23名とは、お疲れになられたでしょう?
M1号お父上の香合も可愛いですね。
そして何よりもお炭点前お疲れ様でした〜。
黒門庵は、炉が切ってないから出来ないのです。
忘れそう。
ハナピーさん
W婦人のお料理ほんとおいしい!
さっそく習わなくちゃ。
私は初炭手前でいっぱいいっぱいで、後炭はベテランさんにバトンタッチ。貴重な経験させていただきました。