杜鵑草庵 初釜(その二)
ごはん、味噌汁、向付け(鯛昆布〆・明太子)
煮物椀 (海老しんじょうの湯葉巻き・京にんじん・しめじ・三つ葉・柚子)※うわーんピンボケごめんなさーい
焼き物 さわら糟漬け(京都・魚久)
吸い物、八寸はおせち料理を松花堂風に少しずつ。このほとんどがW婦人の手づくりです。
取り回し用のお重
これからが本番の濃茶席(亭主カイユさん)
一湯目の湯の分量が少なくて悪戦苦闘していましたが、ほどよく濃茶練れておりました。
美味しゅうございましたよ。
濃茶席のあと、後炭点前は年は若いがベテランのアキねぇさんにさらさら~っと炭を直していただきました。
つぎは薄茶点前となります。
今回アキねぇさんがいろいろ水屋仕事を采配していただいたおかげで事がスムーズに運んでいきました。
今回は薄茶席はお遊びの場とし、辻占いのお干菓子をこちらサイドで手づくりさせてもらいました。
まず皆でそのお菓子をひとつずつとってもらいます。そしてそれを割ってもらうと、大吉、吉、小吉と書いた札がお菓子から出てきます。大吉と小吉の札は一つしか入っていません。
それで「大吉」をひいた人が最初に薄茶をたてる人となります。つぎに「吉」の人が順々に、最後「小吉」の人がおかたずけまでという順番です。
今回大吉をひいた幸運の人は
なんとなんと杜鵑草庵の主人、鶴田の母でございました~。おめでとうございます。
久々に鶴田母のお点前見せて頂きました。ありがたき幸せ~。
そして、最後の小吉さんはW夫人でした。おめでとうございます。
ひと通り終わった時間は四時半を過ぎていました。大変でしたが楽しかったです。今年はW婦人のおかげでお料理がかなりグレードアップした感じだと思います。さっそく来年に向けお料理教えていただかなくっちゃ!
そして来て頂いたお客さまの皆様、長い時間のお付き合いほんとうにありがとうございました。
それでは、今年も皆様お稽古がんばりましょう~!
そして次の日、それぞれの旦那衆を呼んでの初釜お稽古であります。
杜鵑草庵を立ち上げ、1年と数か月。
炭をおこすだけでもおっかなびっくりの薄茶だけの大寄せ茶会からスタートし、とうとうここまで到達しました。(感無量)
やっとスタート地点に立った所とも言えますが、それぞれに得意分野のあるすばらしいメンバーに恵まれたと、仕切り役の私としては本当に皆様に感謝です。
今後も様々な茶会・茶事・お稽古に挑戦しましょう。
翌日、やっと冷静にW夫人のお料理を味わい、その美味しさと当日は味わう余裕すらなかった自分にびっくりしました。ハハハー
カイユさん
亭主お疲れさまでした。
ねぇ~よくやってるよね~私たち。
皆、チャレンジャーで前向きだもん。それが全体としていい方向に向かっているんだと思うよ。
杜鵑草庵は失敗しても、次頑張ろうと思える場所それがいいのです。
お茶事って感じが、漂ってます。
w婦人の姿も久しぶりに拝見出来、お元気そうで何よりです。
きちんとお料理作るとやはり『格』が違って見えます。
三炭三露きちんとする所が良いです。
火加減、湯加減出来る様になったら一人前だ〜。
ハナピーさん
茶事ってなんて忙しいのでしょう!
でも、まだほんと表面的なんですよ~。まだ心が入ってない。
でもお客さんがわきあいあいとお話してる様子なんかが、水屋にいる私たちにも伝わってくると、それがすごく喜びだったりします。
大変ですが楽しいです。火加減、湯加減にはまだそこまで気が使えません。