興臨院での月釜
毎月28日は、京都大徳寺の中ではお釜がかかる日なんだそうです。私たちはその予備知識なしで大徳寺に行ってました。
興臨院に入ったとき、幸運にも表千家さんの月釜に入れそうだったので飛び入り参加してみました。
出ていたお道具は国宝級のものばかりです。そんなお道具が末席まで拝見まわってきたのが感動でした。
名古屋では、まずまわってきません。
平棗 なると蒔絵 三浦明峰作
黒楽 楽 了入作
茶杓 銘 やぶさめ 江戸千家孤峯不白宗雪 作
風炉先 千利休が聚光院に植樹したという沙羅双樹の小枝でつくられたもの 川北良造 作
とくに強く記憶に残ったものだけここに記しておきます。
なかなか手にするなんてできないお道具を実際目の前にし、触れることができるなんて少し血圧あがります。
またとない、これこそ一期一会な出会いを楽しんでしまった。なんともありがたい事だなぁ。
昔もののない時代には、やはりこういった茶道具におめにかかれた人の喜びって今の私たちよりも数倍も興奮もしたことなんでしょうね。
なんだかその気持ちが少し分かった気がしました。
興臨院を出たときはすっかり外はうす暗くなっていました。
今宮神社のそばにある、いち和やで「あぶり餅」もしっかり腹に収めてきました。
みそたれのあぶり餅美味しかったです。内容の濃い京都の一日でありました。
ラッキ〜でしたね☆☆☆ 毎月28日ですか? 誰でもOK
なの?
明日は、例のお菓子を使わせて頂きます。。。
楽しみ〜♬
ハナピーさん
同席した長野からきたという男性の方からそのお話をきいたのですが、大徳寺の中でも何箇所かやってるみたいで忙しいそうでした。
たぶん・・・誰でもいけそうな気がしますが。受付で聞いて私たちは大丈夫でした。
一同興奮したよね。
私たちラッキーでした。
名古屋の大寄せのお茶会だったら、寄付きの床の間に飾って、お道具屋さんが常に見張り番しているような状態でしかあのランクのお道具は見れませんよね。ましてや手にとるなんて、無理。
私もテンション上がりましたよ!200年前に作られた茶碗を手にすることができるなんて、感動しました。
ハナピーさん
数寄屋袋を手に「○○からきたんですけど」ってお願いすればお菓子がある限り入れていただけると思います。
長野の強者さんは、朝はやくから数件廻っていらしたみたいで。
鞄の中に食べきれないお饅頭をたくさん詰め込んでいましたよ。
いつかご一緒できるとよいですね。
カイユさん
私たちの行いがよかったから?ほんとラッキーでした。
実際お道具を手にとるのと、見てるだけのとではやっぱり違いますね。
もう漫画版の古田織部が目が飛び出しそうになるあの気持ちがリアルに感じました。
追記:主菓子と干菓子が同時に出されて、その後にお薄が2服続けて出されるのも名古屋の大寄せのお茶会では見られないスタイルでした。
名古屋はたいてい1席では主菓子のみで、お薄1服頂くことが多いです。
カイユさん流石名古屋のお茶会は豪華だわ〜♬
お菓子とお茶も大判振舞ですね!!
ほ〜んと機会を作ってまいりたいです。。。