鳥羽市相差町 天王鯨まつり(その1)
鳥羽市から車で30分くらい走った海岸線沿いに相差(おうさつ)町があります。相差町は海女と漁師のまちで有名なところです。
7月14日に天王鯨まつりがあるというのを聞きつけてきた私。
たまたまこの日鳥羽に行く用事ができたので行ってみました。(ムリヤリ用事ツクッタという話?)
ここには鯨岬という地名もあります。この岬に鯨に乗った観音様が現れたという事からこの名前が着いてこの祭も始まったらしいとの事。
「鯨に乗った観音様」とはシュールな絵図らが想像できなんか面白いですね。そういえばイルカに乗った少年というアニメもありましたよね。
ここは漁師のまちみたいですが、鯨漁はしていません。大昔はしていたのかしら?
港ではステージが設けられ、来賓の挨拶やら小学生のマーチングマーチやら婦人会のダンスやらと、まちの人たち総出で盛り上がっていました。
今回見てみたかった「鯨みこし」が出港するのに、まだ時間がかかりそうだったので、まちを散策してみることにしました。
歩いていたら、樹齢700年800年とも言われている長寿蘇鉄に遭遇。確かになにかが降りてそうです。
こんな立派なパワーのある蘇鉄は初めて見たかもしれません。必見です!
ここの地区の氏神さん神明神社の中に石神さんと呼ばれいる小さな社があります。女性の願いを必ず一つ叶えてくれると伝えられています。ご神体は神武天皇の母「玉依姫命」たまよりひめのみこと
石神さんのそばにも神木が~!います。ここにも降りてますよ~。そんな気がする。
相差の海女さんもお参りするという事もあって、いろんなとこからここへわざわざお参りにたくさんの女性が訪れる今話題のパワースポットなのだそうだ。商工会議所の方も言ってらした。
相差は鳥羽市も推薦している観光名所のひとつで石神さんへ行く途中には古民家海女の家 「五左屋」や相差海女文化資料館もあります。
海女さんが磯着に印すという魔除けのまじないが「ドウマン」「セイマン」の記号をまちのあちこちで見られます。
これは平安時代の陰陽師の安倍清明から五芒星のマーク。そしてその弟子の芦屋道満から九字マーク。この二つで最強の魔除けという風習ができたそうですよ。
自分も含め、悩み多き女性たちよ!
鳥羽から少し足を延ばしてこんないいとこがあるんですよ。もしかするとなにかお導きがあるかも。
もちろん私もしっかりお願い事してきました。
う・ふ・ふ
次回は新鮮な海産物を食べにまた訪れたい。そんな場所でありました。
そしてメインの鯨まつりの話はまた次回に続きま~す。