海の博物館
鳥羽市の海の博物館へ行ってみました。パールロードを走っている途中の牡蠣の養殖で有名な浦村地区にあります。
建築関連でいろんな賞をもらっているという素晴らしい木造施設です。
おっとまたコトブキさん出没。そういやM1さんと似てますね。
もう竣工してから20年近くたっているのに、ちっとも古臭さを感じさせない居心地のいい施設空間です。時代を越えてもなんらかの新鮮さを感じる建物というのは間違いなく”いいもの”なんでしょうね~。
ここの天井かっこいいの。船底の木組みみたい。
そんな私も20年ぶりくらいに訪れましたが、あらためてこの建築物のよさというのを感じました。
ちょっと怒った表情のえびすさまがいました。
乱獲したりゴミを捨てたり、自然や海を荒らして粗末に扱うといつもは笑顔のえびすさまだって、こんな表情になるんですね。
なにか考えさせられませんか?
ここ海の博物館は「海民」とよばれる漁師・船乗り・海女など海と関わって暮らしてきた人々の歴史や文化を伝えてくれる「海と人間」の博物館です。
所蔵点数は約5800万ちかくあるという。すっごいです。
展示カテゴリーは
・海民の伝統
・海民の信仰と祭り
・伊勢湾の漁
・志摩 熊野の漁
・志摩の海女
・海汚染SOS
といった内容になってます。
ただ今お仕事でも関わらせていただいたりと、なにかとご縁をかんじている志摩半島。
そういうのあって、展示内容も非常に濃く楽しい、たいへんに興味深いものです。
でも展示物はさすがに古さも増してきており、もうそろそろ見直したらいいんじゃないかと感じるものもありました。
それにしても「海民」とは、うまく言ってる言葉だなーと思います。
そうそう海民なんだよ。うんうん。志摩半島って海民族という独特の文化の地です。前日は答志島にいき、この日はここに来ていろいろ見て、「海民」という言葉がすんなり腑に落ちたみたいで妙に納得してしまった。”海民 ”今の時代だからなのか、なにか際立った存在のようにも見えてきます。
船の収蔵庫、ここは圧巻です。
館内は少し湿気くさいですが、いろんな国や地域の船がこんなに集合してます。いるだけで勢い感じる。
館内どこも見所がたくさんで時間を忘れるくらい見入ってしまいました。素晴らしい~海の博物館!!!
なんかとても笑えた海女人形たち。伊勢えびのジェットバイクに乗ってたり、サーフィンしたり、人魚になったりと、愛嬌たっぷり。
知っていますか?
海女サミットが今月末に開催されるそうですよ。全国の海女(韓国からも)がここ鳥羽に集合するらしいですよ。
なんかすごっ!全国の海女だよ。いったいどんな状況になるんでしょう?
むちゃくちゃすごいパワーを感じれそうです。この海女パワーの恩恵うけに行かなくちゃね。
船の収蔵庫の写真かっこいいですね。
カイユさん
高み台から見える場所があるのです。
こんなに舟が揃うと圧巻ですね。
港みたいだわ。