世代論
コメダ珈琲で恒例の朝の情報収集をしていると、新聞に”おきざり世代という”言葉が出ていました。
確かに知らず知らずのうちに流行にうとくなってきています。”今何?”と聞いたりします。流通業界も”おきざり世代”にも物を売らないと苦しいのでしょう。長い間店舗設計の仕事をしていますが、自分自身がターゲットになった仕事はほとんど記憶にないほど”他人のための店”をつくりつづけてきた事を寂しく思うことがあります。
ロストジェネレーションという言葉も”就職氷河期世代”の人に使っていますがヘミングウェイなんかの時代のアメリカの作家に、最初使われた言葉のようです。
”団塊の世代”は堺屋太一が名づけ親ですが、私M1のようにすぐ後の世代から言うと”戦争を知らない(苦労知らず)子供たち”とさんざんこき下ろされた世代でもあります。私(M1)の世代は、学生運動が消えていった直後で、何事も本気でやる気がなくて”しらけ世代”少し後も含めて、いつまでたっても物事が決められずぐだぐだする”モラトリアム世代”なんかがしっくりきます。その後に”クロワッサン症候群”の女性たちがいて・・・・
世代分類の言葉はたいてい新聞などもマスコミから発生しているようです。”今の若い者は”という愚痴にちょっと時代のにおいをつけただけのような気もします。
1966年生まれの私はズバリ「バブル世代」
これは解説不要ですね。
ちなみにわたしはワンレン&ソバージュでしたが
扇子は振ってませんでした。
そんな私でも、人のおごりでキャビヤやらフォアグラやらトリフやら
高そうなワインやら頂いておりましたね。
しかし、あの時代にはなじめなかったなぁ。
わたしはちょっと弱った今の日本が好きですね。
多分、私がDCブランドと呼ばれるテナント設計管理に悩まされていたころのターゲットになっていた人達の世代かと思ます。M1