灰形
お稽古のない週は、カイユ母の杜鵑巣庵で自主練習をします。
こういう歳になれば、覚えもそうとう悪いので忘れないようにというのと、次回に備えて予習もかねてやっているのですが、でもこういう甲斐もなく、当日はすぐに初心にもどっている自分が悲しい・・・。
今回杜鵑巣庵の主が風炉を新調されたので、これに灰形をつくるのに挑戦してみました。
灰を振るい、油絵用のへらやスプーンやバターナイフ(道具がすでに怪しい)で本を見ながら、あーじゃねーこうじ
ゃねーと作りました。
あぁこんなときー!
図面、それも断面図が欲しいと思った私でした。本の写真だけではわかりにくい。傾斜の角度とか、灰の分量とか、細かいとこがわからない。次回お稽古で、お師匠のつくる灰の形をもっと良くみておかなくっちゃ。新たな課題です。
灰はお茶の世界では大事なものの一つです。
由緒正しいところでは、その灰は先祖代々と受け継がれており、もし火事や地震があったらば、何よりもまず灰壺を持
って出るというくらい価値のあるものらしいです。(お師匠曰く)
付け加えますが、ここのはそんな価値ある代物ではありません。あ・し・か・ら・ず。
この日はこれをつくるのに大半の時間をかけたのであります。
たどたどしい私たちの茶道、一般道に上がるまでにも、まだまだいろんなセコ道をよちよちと乗り越えないとい
けないみたい。その道のりは長いが楽しみの道であります。
道草しながら歩みます。
こんばんわ〜です。お茶のお稽古お疲れさまです。
そして真面目なお弟子さんだ事。
灰型は、いつまでたっても上手く出来ません。
これが上手くいくようになったら人生も終着駅かしら?
私が初心者の時は、もっぱら御点前の稽古のみでした。
良い先生に巡り会いのようで、みっちりと精進されて下さい。
名古屋は家康の地、お茶が盛んな所ですよね?
ハナピーさん
どーも!
でもこれをやってるのは、お師匠はしらないのです。
秘密の特訓なんです。
たぶん、もっとお稽古に集中しなさい!って言われそうです。
灰形してて思ったが、これ、左官を職業にしてる人は得意分野になりそうな気がしない?(笑)
名古屋の大寄せの茶会は、いつもすんごい人ですよ~。
裏方は、お抹茶製造工場となってるのでしょうね~。
今日は杜鵑草庵で、丸形の灰形にチャレンジしました。
今度のお披露目茶会で登場する、韓国の瓶掛に
はじめて灰を入れてみましたが、でかい!!
上の写真の灰を全部移動させて、さらに3袋追加しました。
あの既製品の灰、一袋1000円するらしいよ。(驚)
本に書いてあった「押し切る」の意味が少しだけつかめたような気がします。
さくっと押し切って形を作り、仕上げになでつけてきれいに
整えるのではないかと・・・・・
あとね、やっぱり本物の灰さじでやるべきですね。
艶がちがうし、慣れれば早く仕上がると思う。
出し惜しみする、杜鵑草庵の亭主を説得しておきましたので、
次回からは灰さじ1本のみで仕上げてみましょう!!
ひぇ~3袋!でかい風炉ですね~。
大きいほうが、練習しやすいよね。
また、やらせてください。
やはり、道具はそれ用に使うほうがいいですね。納得です。