城北線-1
名古屋市内と近郊を走る城北線という電車があります。勝川⇔枇杷島 を結んでいる1時間に1本しか電車がありません。いろいろな思惑があって作られたのでしょうが、いかにも”途中でやめました”感がただよう路線です。私たちこのあたりに住んでもう7年近くになりますが、家のすぐ近くにこの高架の線路があるのですがほとんど走っているのに出くわした事がありませんでした。それにこれといって乗る用事もありませんでしたから、未開拓な鉄道でした。
ある天気のいい秋の日のちょっと二日酔いの日曜日、M2号とこれに乗って散策してみようということにしました。
前線こんな高架線です。すごいですねー。
すごく見晴らしがいいです。全線高架路線なので名古屋市の外れを一望しながら沿線散策できます。
枇杷島ー星の宮ー小田井ー比良ー味美ー勝川と駅は6駅しかありませんが、東勝川駅にはJRの中央線、西枇杷島駅には東海道線に繋がってると考えると以外に使えるかもしれない。しかーし!事業部が違うので別料金になります。
日曜日は全線どれだけ乗っても700円という切符を買いました。まずは近くの小田井駅から枇杷島まで。
以外に家族連れが多く乗っていて驚きました。
枇杷島駅近のある清洲市には江戸時代 日本の3大市場(東京神田・大阪天満・尾張枇杷島(小田井))があったらしく、今はその市場の名残の問屋さんの建物だけが資料館として残っています。昭和30年までここに市場があったそうなのです。
私たちの住んでいる場所は名古屋市西区といっても、清洲と同じ庄内川の向こう岸で”川向こう”なんて呼ばれていて、不思議な気がしていましたが、名古屋城ができて、その近くに市場が引っ越すまでは、この清洲城の近くが商業の中心だった事がわかりました。”昔は、川向こうもえらかったんやどー”とよそもののM2号と叫んでいました。
この市場のトレードマークのように扱われている巨大な大根を担ぐ子供です。
大根がでかいのか?子供が小さいのか?ようわからんけど面白いですね。