ランボーおゆき
先日までT先生のところで四ヵ伝 盆点(唐物)のお稽古でした。
茶入など道具を清め拭く帛紗(ふくさ)動きには、真 行 草といった松 竹 梅的な三段階の扱いがあります。
真とは一番丁寧な扱いをします。丁寧な扱いとは、あの30cm角のふくさを5回も折り込んで道具を清めふきます。草の扱いだと3回くらいです。
私にとっては手順が”ややこしい”と感じている帛紗さばきなのでどうしても慎重な動きになってしまいます。
その私の一部始終の動きを見ていたT先生が
「あなたの帛紗さばきは乱暴なのよ」とおっしゃった。
上手な方の動きはスムーズな流れるような動き、しかし私の場合は「セーノ、ヨイショー、ドッコイショー」な動きなんですって。
T先生非常にわかりやすい解説表現をありがとうございます。自分の戒めのためにもここにメモっときます。
以前、水やお湯を汲む柄杓を構えた時も「そんな大げさに構えないでいいの」とも注意されました。
私は棒的なものを持つとどうも剣道モードになってします。背筋をのばして胸を張りと、どーも竹刀をもつ気構えになってるみたい・・・。
でも柄杓の動作は剣道ではなく、弓道の所作の部分から考案されているとも聞きました。
なので柄杓をひいたり、持つ動きには肘や指先の角度までしなやかに動くよう気を使います。
普段の生活でも私はM1さんからもランボーもの呼ばわりされます。どうも大雑把な人みたいらしいですね。はぁ~あ~
ここでも言われてしまったか~って笑っちゃいました。
果たしてこのランボー人間に茶道の動きが身に着くのかしら~?
自分の事ながら乞う、乞う期待している次第でございます。おほほ・・・・
日々精進!
M1さんに頼んだ覚えもないのに、こんなイラストが勝手にアップされていました・・・・・。
オボエテヤガレ!M2号より
わかるよ~
私も剣道姿勢がみについてるせいで、ぴきっとした姿勢になってしまうのを、
先生に指摘され、じゃあ、ちょっとまるくしようとしたら、
今度はおばぁちゃんと言われ...。
道具は軽いものは重く見えるように運ぶときも、
なかなかぎくしゃく。
先生は、歌舞伎や能の足さばきや姿勢を想像しなさいとおっしゃいました。
しなり、しなりとあるくのをすれば道具を大切に扱っている感じに見えるそうです。
でも実際も大切に扱ってるんだけどね~
むつかしいね。
kaz-hagさん
やーやーあなたもですか。
他人の動きはよくわかるけれど、自分自身の動きってのはとにかかくよくわからないものですよね~。
不備な点をひとつひとつのクリアにしていっても、新たに次の問題を提示してくれる先生ってとても辛抱強い方だなって思います。
できるだけそれに応えたいですね。頑張りましょう!
足さばきでその人のお点前のレベルが図れちゃうらしいので、
「お!」って思わせるような足さばきのできる人になりたいです。
今の私は茶運び人形みたいですけど。。。
どんな所作でも、最初はちょっと大げさに意識してやっているといると、知らないうちに自然に落ち着く気がする。
茶筅を最後クルッと回して手をそろえて抜くときも、いまは自分でもわざとらしなぁって思うけど、いつかはスッとできる日がくると思ってます。
カイユさん
足や手や脇とか、いろいろ言われて、まぁまぁ自分の身体が思うように動かないこと。もっと若いうちにやりたかったって、いつも思うよ~。くやしい。
カイユさんはその点自然と身についてる動きがすでにあるのでいいな。
でも矯正されていくって、なんか快感だわ。変わっていける自分を楽しんでます。