５月７日は石神さん春祭りでした。
この日はマングローブは午後から打ち合わせがあるとのことで、午前中にひょっこりと見に行きました。
相差はこの前日、ビー玉くらいの雹が降ったそうです。どうも祓いの雹だったらしく、神社の境内はなんだかすっきりした空気になっていました。

７日は「磯日待　いそひまち」で海女は安息日で漁もお休み、この日は石神さんへこれからの大漁と家内安全祈願をします。
この日は、海女さんたちは男性から手料理のおふるまいを受ける日なんだそうです。

相差町の男衆が集まり、忙しそうに準備に追われておりました。この日ここに来た女性たちもそのおふるまいにあやかっていいのだそうだ。
（男性もね）

宮司さんが来て式典のもろもろがはじまりました。
海女が信仰しているという石神さん。女性の願いをひとつだけ叶えるという。その名の通り、見ての通り石の神様です。
石神さん以前はこの場所ではなかったそうで、わざわざこの神明神社の境内へと移動したのだそうです。
今では若い方からお年寄りまでも。はるばる遠方からもたくさんの女性の方がこの石神さんにお参りしに相差町を訪れてきます。
そして、その後も願いが叶ったとお礼参りにもやってくるのだそうだ。昨年はここ相差町に１７万人の方が訪れたそうですよ。
きっとその半数以上は女性なのでしょう。驚異の石神さんパワーですね！

続いて、力強い神明くじら太鼓。魅せます！相差町女性部！！
三重県の各地域商工会議所からきた女性部の方たちがおふるまいを受けていました。私Ｍ２号も商工会議所Ｓさんからのはからいで、特別招待席に入れてもらい、ちゃかりおふるまい受けてきました。

海女さんも各テーブルに一人ついて、近くでお話聞くことできました。
そのおふるまいのおべんとうの半端なく美味しかったこと！！
海鮮焼き、伊勢えび汁、ぶりの刺身、相差なます、うにめしとお赤飯、むきゆでえび（冷凍ではない）、たこ焼き、海女スイーツのところてん
鮮度抜群、お刺身も文句なしにうまいのだ。ぶりのいろんな部位が入っていました。

相差のお祭りやイベントの時期に必ず皆でつくるという”相差なます”。前々からうわさで聞いておりましたが、やっとここにてご賞味できました。
ここならではのお味で、さんまが入っていました。今回は男衆が材料を切ってつけたというので、海女さんからは”雑に切ってある”とチェックが入れられていましたが、まぁそれもご愛嬌～。（大根、きゅうり、にんじん、ごぼう、さんま、高野とうふ）

海女さんの側にはあの！あの海女スイーツのところてんがてんこ盛りに～！！

お弁当があまりの美味しくて、うきうきでお話聞きながらまったり食べていたらとっくにお昼すぎの時間になっていました。
次の予定に遅れるとＭ１号にしかられ、相差町を慌てて後にしました。もっと長居したかった～。
来年もまた来れるよーに！！頑張ります。