博多で一服
先月の事、博多にてプチトリップのできごと。
福岡市中央区にある大濠公園の側がお住まいのハナピーさんに大濠公園界隈を案内していただきました。
日本庭園や市美術館、黒門市場などに連れていってもらいました。
博多はやはり名古屋よりも気候が暖かいらしく、名古屋ではまだこれからという八重桜が、もう終盤の時期で、日本庭園では楓の青々とした新緑がひときわ目立って綺麗なのでした。
きゃー目映い緑
ハナピーさんは現在南坊流の先生でありまして、黒門アパートの一室で茶道普及のために指導していらっしゃいます。そこの場所にお邪魔しました。「黒門庵」といいます。いつも彼女のブログで拝見させてもらっていた場所です。
さっそくお邪魔します!
お軸 一華開五葉 (一華五葉に開く) 前大徳 宗源筆
香合 花三島
一輪の花は五弁の花びらを開いて咲く。花は花びらを開いて実を結ぶ
人も五つの心をきちんと持たなければ次の世代に継承できない
五つのこころとは
一、円満な心
二、平等に拝める心
三、確かに観察出来る心
四、他の人のために尽くせる心
五、素直な心
※※ ハナピー先生の注訳つき
ハナピーさんとは、お仕事で繋がった間柄でしたが、彼女のブログを通してお茶に関するいろいろな知識や心構えなど教えてもらっていて(勝手にそう思っています)、私にとっては流派が違えど、茶道をめざしている大先輩の一人あります。
いつかお茶を通して、博多と名古屋で文化交流できればなぁ~と密かに考えています。(にやり)
まず南坊流とは、筑前黒田藩士立花実山を流祖とする流派です。立花実山は、利休侘茶の指南書と言える『南方録』をこの世に出した功労者で、そして江戸時代博多を代表する文化人だったそうです。
南坊流南坊会が他流と違う所は、家元制度をとらず社中を持つ師匠が理事会を運営するシステムです。
(ハナピーさんのブログ文章より一部抜粋しました)
ハナピーさんの亡きおじいさまが作られたという茶箱を拝見させていただきました。
※※ この写真は彼女のブログより拝借させてもらいました。
ハナピーさんの亡きおじいさまも、同じく南坊流をされていた方で、生前は茶道道具の販売店をしながら、木工もされ棚や茶箱、香合入れなど、お道具なども作れられていたそうです。生前のお写真やお道具などを間近で拝見させてもらいました。きっとお茶のお好きな方だったのでしょう。好きじゃなきゃ作りませんよね~。
おじいさまの削られた茶杓を以前頂いた事があります。杜鵑草庵で今でも大事に使わせてもらっています。
博多の黒門庵で一服。( お菓子は食べた後で写真とってしまいました・・・失敬 )
いろいろと味わい深い体験した後の一服なのでした。ごちそうさまでした。
ハナピーさんのブログ : http://hanapi777.exblog.jp/m2012-05-01/
あ〜懐かしいなあ
茶箱の棗と茶杓。。。素敵です!!
博多と名古屋の文化交流、、、いつか きっと ね!
MWさん
いつかきっとね。
お稽古はそのため準備です。頑張りましょう!
いつかきっと!!!
いつかきっと!と同じように思ってくれる同士がいるのは心強いね。
一人では心細くてできないけど、皆で一緒に頑張れる場があるのはほんとうに大きな力で目的に向かっている感じがします。
杜鵑草庵という場にも感謝してます!
本当はお茶でおもてなししたかったのですが、すみませんね。
でも普段私が生活してるパターンが分かりましたね(笑)
黒門、荒戸、大濠辺りをウロウロしています。
商店街もあり、公園もあり、ほんといいとこです。
いろんなものがちょうどいい距離感。理想的!
またお邪魔させてくださいね。