色
朝顔がきれいだったので写真を撮ってみました。こうやって見るとハレーションを起しているように写って、この何倍もきれいでしたがなかなか伝えられないものです。
色と言うのはなかなか伝えにくかったり、再現しにくかったりします。光源によってまったく違って見えるし思った色がなかなかでないものです。
好きな色について話をしていると、私の見えている色と同じものが他の人にも見えているのだろうかと疑問に思うことがあります。
最近、大垣にある芭蕉に関する展示施設や、伊勢にある遷宮に関する展示施設を見ました。
最近の展示施設は映像が多く、解説パネルを読む手間が省けて便利です。でも立派な施設(うつわ)の中はシアターや映像モニターや解説パネルがほとんどです。”物”が少ないので、まさに”物足りない”状態です。
写真や映像はその物の”ひとつの見方”を表現するには大変有効な手段です。この車はこのアングルから見るとかっこいいなー、とかこの風景はここから見るといいなーとか。
物の持つ情報量は無限です。展示施設は名前のとおり、物を展示する事で物の持つすごい力を伝えて欲しいものです。