杜鵑草庵 炉開き(その2)
炉開き茶会の続きです。
亭主はカイユさん
着付けや髪結いの支度に少し時間がかかってしまい予定時間より少し押してしまいました。初めてのことだったので仕方ありません。
10月に信楽で作陶したくじら香合(M2作)をかざってもらいました。いい感じに釉薬をかけてもらいました。
どの作品も使えるように、K先生が釉薬がけをうまく調整してくださっているのが見てわかりました。
作りは無骨ですが、それなりにみえるのは先生のおかげでしょう。ありがとうございました。
待ちあい席には、カイユさん作のマンゴスチン。渋い釉薬具合がまたいい感じでしたね。
今回は信楽焼き作品のお披露目会にもなった見るもの盛りたくさんなお茶会になりました。
食事は名古屋の八百彦のお弁当をいただきました。はじめていらっしゃる人もいたので、今回は茶事などの細かなお作法はなく水屋仕事の人も皆が席に入って気軽な雰囲気で会話しながら食事をしました。
碗ものだけはW婦人に作っていただきました。吹き寄せ風な秋の彩りで、落花生のお豆腐(ジーマミー豆腐)が入っています。
美味しゅうございました。
食事の後は主菓子のお善哉。これもW婦人のお手製です。黒砂糖味のお善哉。今回水屋仕事をほぼお任せして担当してくださいました。
W婦人水屋作業お疲れ様でございました。最近はお着物姿が随分と板についてきましたね~
素敵ですわ。
そしてお客さまに一度中立ちしてもらいます。炉の炭の火を少し直して。亭主カイユさんの濃茶点前です。
ふた置きは、「猫遊び」。コピ猫(M3号)が柄杓で遊んでる姿をイメージしてつくりました。
信楽のK先生、狸じゃないのでよろしくね。んん~やはり狸に見えるよな!?
でもお道具としてなんとか使えたみたいです。釜ふたもかろうじて乗っかったようでよかった~。
横にすると寝てる風に見えます。棚にかざるときは寝かせてかざるつもりです。
その後、M2号の薄茶点前。信楽で作陶したそれぞれのいろいろな茶碗でお出ししました。
茶がもれたりといろいろとアクシデントもありましたが(あわわ)、その後はMさんがお茶を点てたりと皆さんの会話も弾み、会はおしまいとなりました。
その後も見合い写真撮影会だの、離婚会見(うそ)撮影会だのと日本髪撮影大会の場となってました。
洋服姿で日本髪のへんな人。
そして、再びNさんが杜鵑草庵におみえになり日本髪を解体して解散となりました。
髪を結うのにNさんからいろいろお道具をお借りしてましたから、解体してそれを返却しないといけません。もったいないですが、その場限りの日本髪姿なのでありました。
ほんとうに滅多にない貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
はごろもさんの ブログでも髪結い茶会の様子をアップしております。
着物暮らし はごろも ブログ : http://kimonohagoromo.blog.fc2.com/blog-entry-153.html