お白石持ち行事 内宮
伊勢神宮は先月からお白石持ち行事がはじまりました。今メディアでも見る機会があることだとは思いますが。
まずお白石持ち行事とは?
伊勢神宮(内宮・外宮)では20年に一度建物から調度品を造り替え新しく清浄な新座に神様のお遷りを願うという一大伝統行事が「式年遷宮」の制度です。
1300年前持統天皇の時代に第一回式年遷宮が行われて以来今年は第10月2日(内宮)10月5日(外宮)まで62回を数えます。
その遷宮直前の7月8月に新正殿の御敷地に敷き詰める白石を奉納するのが「お白石持ち行事」です。
(本文:曽祢町奉献団 お白石持ち行事のしおりより)
M1号の親戚からありがたいお誘いを受けてマングローブも曽祢奉献団の一員として参加させてもらうことになりました。
炎天下の暑さの中、白装束の私たち一団(14人)も奉曳車を内宮まで曳くのをお手伝いしました。
曽祢町は外宮そばにある高柳商店街がある場所です。内宮まで道のりが長いため前日に本曳き出発地点まで奉曳車を曳いて、翌日が本曳きとなります。実際には外宮のある曽祢町から内宮まで曳車を曳いていくので、それはそれは大変な作業だと思います。
私たちは翌日の古市出発点の本曳きからの参加となりました。
奉献団のお白石曳木遣歌を歌い、曳車を曳きはじめます。こども木遣隊もいて可愛らしいのでした。
ぎーぎーと音をだしながら曳車が動き出し、真っ白い綱を二本を皆で「エンヤーエンヤー」と声かけながら曳いていきます。
途中途中に休憩ポイントがあるのですが、とにかく暑っい暑い。絶え間なく汗は流れ自分の体が給水ポンプになったかと思うくらい水やお茶を飲みました。
それらを準備されていた町内会のフォロー体制も完璧で素晴らしいなと感心ました。
炎天下という条件の中、水分補給のための給水車、救護車なども同時一緒に動いていました。大勢の人たちを引き連れて曳車を動かすってほんとうに大変なことなんですね。その労力に改めて感謝御礼申し上げます。
このお白石持ち行事の前日には20台の救急車が出動したとか。周りに迷惑かけないようそれぞれが気をつけていないとと思ったのでした。熱中症は明日は我が身かも油断禁物こわいです。
途中するりと抜けて、麻吉という遊郭があった場所辺り(今は旅館)を見学したり、赤福氷で涼をとるために休憩したりとそれなりに楽しみながら参加してました。
男性陣の中では”祭”となるとやはり血が騒ぐ方もいらして、すごくお元気な人もいらっしゃいました。
こうして皆が気持ちをひとつにして引っ張っていくんですね~。神領民になった気持ちが味わえましたよ。なかなかいいもんです。
曳車を曳くのは宇治橋の前までで、お曳車から石を中に運びいれ、各自ハンカチに白石を包んで本殿の敷地内に運び入れ置いていきます。 新しいひの木の芳香の中で夢見心地な気分でした。神様のお住まいはこんなにも大きいのですね。感動でした!
いいものを見させていただきました。
お白石を持って奉納直前。皆様お疲れ様でした。
今月末は外宮へ 奉献させてもらいます。暑さも少し和らいでいてくれるとうれしいな!
31日、外宮さんへの奉納を楽しみにしています。
用意もばっちりですよ。
カイユさん
またとない機会なので、お元気で参加よろしくおねがいしま~す。
ほんとに鳥肌たつ感激でした
引率のお二人もはじめての経験だから14人もの引率大変だったでしょう ありがとうございました
次回は20人!よろしくお願いします
もう一度あの感激の神域の中に入る機会をいただけるのは幸せ〜