漫画家
最近、朝ドラの”ゲゲゲの女房”を見ています。
私M1号は、小学校の時漫画家になるのが夢でした。
”漫画の描き方”という本を買ってきて、勉強しました。
デッサンの勉強をしろと書いてありました。・・・・すごくへたくそでどうにもなりませんでした。いまだにへたくそで、フリーハンドで什器なんかを書くと素人さんにも笑われます。
ストーリーを考えるために映画なんかを見なさいと書いてありました。・・・小遣いが少なく(プラモに使って)ほとんど見たことがありませんでした。
漫画を描くための資料をそろえなさいと書いてありました。ストックブックに分類しなさいと書いてありました。・・・切り抜くのが持ったいないので、ほとんど書き写していました。でも分類には異常に興味を持ちました。
アミ点部分には、スクリーントーンを使うといいと書いてありました。・・・田舎ではそんなものを打っている店はなく、本物を見たのは20歳過ぎてからでした。
Gペンに、製図用の黒インクで書きなさい。烏口で枠を書くときれいにかけます。と書いてありました。・・・ペン先とインクは親戚の文房具屋さんで買いました。烏口もこれまた、初めて出会うのは20歳を過ぎてからでした。
原稿を誰かに見てもらえと書いてありました。・・・方向音痴で不安でとても東京には行けませんでした。
原稿は限りなく汚く、手垢とホワイトだらけで情けない仕上がりに涙していました。
こうしていつしか漫画家への夢は、挫折感の山とともに消えていきました。
その漫画は版画の中で十分生かされてると思いますよ。(M2号)
このマンガで十分見応えがあります。
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