柿狩りと紅葉
岐阜県本巣は富有柿の産地で有名です。私は柿が大好物!という人ほど大好きではありませんが、そこそこ好きです。そして岐阜出身ということもあり、昔から柿にはなんとなく縁もあってわりとよく食べてたほうでしょうか?だれかしらに頂く機会も多いのもあります。
先日柿狩りのご招待があっていってきました。柿狩りできる農地まで行って、そこで収穫用のはさみを借りて自分で選んでそれを剥いて食べるということです。
柿狩りといっても、食べ放題といっても、残念ながらそんなに三つも四つも食べられません。大食らいの方は別ですが・・。
なので、その限られた食べられる分の一個を選ぶのに随分時間をかけて吟味してしまいます。
できるだけ赤く、甘い熟れてる柿をさがしたいからです。
今年の柿のできは全般に実のなりがあまりよくなかったということらしいです。
どれにしようかな~と柿の実をながめながら、あっあれこそが赤いぞ!甘そうだ!と見つけ、喜びいさんで切りにいくと、だいたい鳥につまみぐいされた後でした。鳥も柿の甘い美味しい部分だけを食べ、あとは放置という贅沢な食べ方をしています。でもやっぱり鳥でも美味しいところというのは知っているのですね。なんとなく先を越されたようで残念な気持ちになります。
高いところ用に脚立も準備されています。柿の木は高くても3Mくらいで、地面からの収穫もしやすくなっています。
脚立にあがって上からみるとまたちがった柿の色ずき具合が確認できます。お日様のあたっているところは、やはり赤くなっています。
木を下から見上げるのと、上から見下ろすのでは柿の実の景色も違うのでした。う~む、悩む~。なかなか”これだ”を選べない。
そんなこんなで、一個とるのにどんだけ時間かけとんじゃいとM1号さんからも指摘されようやく収穫。
その間にM2号の父は2個も食べている。M1号さんも柿はそんな好きではないといいながらも、二日酔いにいいらしいからとむしゃむしゃ。
収穫した実は以外によく熟れていて、甘くて美味しかったです。
もう2個食べるつもりで、上着のポケットにこっそり入れてもち帰りました。(内緒です)
渋柿の木も一本植えてあり、いつもはその渋柿はとり放題なのに、たわわに生っていたのに、今年は取っちゃだめになっていました。
柿狩りに行く途中の道、山の紅葉がものすごくきれいでした。この日は味覚、視覚と秋を存分に堪能させて頂きました。