郡上八幡ー2
郡上の町中で、齋藤美術館というところを見つけました。
ここは270年つづくお家で、茶人として書画 茶道具コレクションを中心とした、私設美術館です。
由緒ある素晴らしいお道具ばかりが並んでおり、びっくりしました。
見ごたえありました。
http://www.saito-museum.com/index.htm
水琴窟のある蹲、この竹に耳をあてると音がかすかに聞こえています。綺麗な音色で暫く聞きほれてしまいました。
お茶室の向かいは町やを利用したカフェになっており、そこでお茶を頂くことができます。
ほんとうにほんとうに素晴らしいお道具ばかりなんですが、一つ思った事。
お茶の場で使うお道具は、どんな高価であろうとなかろうと使われるその場で生きてくるものでもあるから。
お道具とは使われてこそ、さらにまた違った良さや見方が発見できるものです。ガラス越から見てるだけってなんだかもったいないですね。
美術館で見るとその場の臨場感までは味わえませんから。
「は~あ~」なんだか違うため息も出てきました。
お水も美味しい郡上。ここで行われた茶会はきっとすばらしい事だったにちがいなかったでしょう。
奥の深い郡上の旅でありました。