伝言ゲーム
A会社のB社長が”Cを作らないといけない”と思いD部長に命令した。
D部長は、さらにE課長に伝えた。
E課長は、F社のG部長を呼んでCを作るように伝えた。
G部長はF社に帰ってH部門のI担当にCを作るように伝えた。
I担当は社外ブレーンのJ社のKにCを作るように伝えた。
Kは、”Aって何のために作るんだろう”と疑問を持ちI担当に聞きました。
”多分Lという理由だろう”
Kは、納得できませんでした。しばらくするとI担当が
”G部長が、俺の読みではMと思う”とのこと。
Kは、”まーどっちでもいいは、M+Lにして、ネットで調べたらNとも書いてあったからM+L+Nにしとこ”
コンセプトM+L+Nの設計は見事コンペに落ちるか、誰が見てもなんとも感じない意味のないものができてしまいました。
世の中忙しいのはB社長がKにたのめばすむことを、またはB社長の言葉をKに正しく翻訳できるOさんがいれば、すむことをこんなにたくさんの人が伝言してれば忙しくなりますよね。Cの事を正確に伝えようとする事にエネルギーを使えばいいのですが、それでは”ただの伝え人”なってしまうのでよけいな
”私の考え、私の思い” みたいなものをそれぞれの”伝え人”が入れてしまうと伝言ゲームの結果は想像がつきます。