茶会をはしごする
秋は茶の行事があちこちでやっています。
瑞穂区東山荘(とうざんそう)でのお茶会にM2号は先輩たちに混ぜてもらって行ってきました。
大寄せの茶会とは違う少し本格的なお茶会です。ここは名古屋の茶人たちが使う公共貸席です。
そこへいく前にT先生が茶会で初心者である私が席でそそうしないようにと、一ヶ月前からいろいろとご指導うけました。
先輩のいう事、やること真似て客のこころえである ”いくつかのポイント”を先生から伝授してもらいました。
などというと、お茶の世界はまた大げさでややこやしんだから~と思わないでください。
お茶会では、客にもそれなりの決まりごとがあって、メインの正客と亭主(この時は半東)との会話の邪魔をしてはいけないし、正客の人は自分の後に続くその他の客の気持ちや気遣いなどもせねばなりません。茶事を滞りなく気持ちよくすすめて終結させるには、お正客とその場に一緒にいる客も大事な役目があります。お正客を立てる客になるのもお勉強のひとつです。
書いておきますが、茶道部でやってる杜鵑草庵でやってる茶会は、もっとカジュアルなものです。
お客さん同士の会話を楽しむ事が主旨であって、お客さまには作法のことに負担をかけないよう過ごしてもらっています。なんとなく茶会って不思議なことするけど来て楽しかったわ~と思ってくれれば、私たちはそれだけで嬉しい事です。まぁ茶会のデモンストレーションだと思って、誘われても躊躇せずどうぞお気軽に参加くださいね。
この日は前日の大雨からは一転してお天気がすばらしくよく、明治大正時代ものの波打ちガラスからみえるお庭がとても綺麗でした。
10月なのに蚊は多かったですが・・・。
点心(軽いお弁当)をいただいた後に、西仰庵で濃茶をいただきました。その後第三和室で薄茶を。
茶入れなどのお道具などもしっかり拝見できて有意義に過ごせました。
その後、市内の白鳥庭園でエシカル茶会のお誘いがお隣のkaz-hagさんからもあったので、そのままはしごすることに。
昨年も見ましたが、表千家不白流の和鏡点をみました。鏡で写したように二人が向かい合ってお点前をします。もちろん鏡でうつしたようにやるので、柄杓も左手で扱っていれます。そのお互いの動きを感じあうお点前なので独特の緊張感があり、そこの空気もぴりりっとして、何度見てもスマートで美しいのであります。お運びの方もふたり同時に行うので、とてもスムースに事が運びあっぱれな感じ。他流派のお点前をみるのはやはり新鮮です。
この日掛かっていたお軸は「両忘」
禅の言葉で「良いも悪いも忘れ去ること」という意味。相対する両極端の事柄について、どちらを強く意識するでもなく平常心とか無我の境地に達すること。まさにこのお点前、この時代のためにあるような言葉ですね。
家につき、せっかくいい着物を着たから、脱ぐ前に竹久夢二風「猫を抱く女」が撮れるかに挑戦~~!
おいっM3号暴れすぎ・・・・・・・ おいっM4号顔無愛想すぎ・・・・・・
あぁ・・失敗なり・・・・・よ。M4号のイヤイヤ顔が妙なかわいさ。
お着物・・・
よくお似合いよ♪
M4号のだらしない恰好が
逆にかわいい~♪
いとけいさん
お褒めいただき、ありがとう。
M4号らしい仏頂顔がいいでしょ~♪
有意義な一日を過ごせて、楽しかったです。
M4号の嫌がりっぷり、笑える!
カイユさん
こちらこそ。
大寄せの茶会に行く時の着物は、上級者風に見えないよう気をつけないといけませんね~。あとあとヒヤアセかいた自分でした。
中身は努力努力~~!精進するのみ。
M4の顔可笑しいよね。彼らしくて・・・・。
お床の設えも何もかも素敵です。
『両忘』も良い言葉です。
秋は大寄せのお茶会が沢山ありますが、日頃のお稽古の時みたいには
カジュアルに出来ないので茶会で学ぶ事も沢山ありますね!!
M2号さんの色無地も大変素敵です。
ハナピーさん
「両忘」いい言葉ですよね~。
これは江戸小紋です。お気に入りのきものです。
東山荘、素敵です。
本格的なのお茶会では、写真が撮れないのが残念ですね。
一期一会の精神で、心にとどめるものと言われますが、
未熟者の私は、写メが撮れないのがどうしても残念に感じてしまうなぁ。
M2号さんの江戸小紋姿、素敵ですよ。秋空のように爽やかで上品ですね。M2号さんは、グングン成長していてすごいです!
risさん
東山荘なかなかよござんす。いつか杜鵑草庵のメンバーでこんなとこで出張茶道してみたいね。
お茶会では、とにかくなにか一個でいいから記憶しなさいとT先生に言われます。それが心にとどめる事なのでしょうね~~。
私は、物の記憶まではあるのですが、誰が作ったかとか、誰が書いたかとかまで記憶できないのが残念です。私もまだまだだよ。
杜鵑草庵 茶道探検隊はどこまでも!
必死でついていきます。。。
MWさん
目標は高めに設定しとくほうがいいかな~?
それに向かっていこうじゃありませんか!