六本木農園 東京晩餐会 鳥羽 相差編(その2)
その1は、準備のお話でした。
そしてそして、商工会議所 S氏のごあいさつで、さぁ海女ナイトオープンです。
お店の入り口では、まずは相差の香り(お香)のおもてなし。
相差町にある「海女の家 五差屋(ござや)」の店にて販売中のお香です。この日はミニショップ五差屋が開店していました。
海女採りの海草(わかめ・ひじき・あらめ)もここで販売しています。
当日はドーマン・セーマングッズが大人気でした。
山川氏の木彫りの作品も展示されまさした。すばらしい存在感。
外のヤードのドームテントでは、仮設海女小屋がつくられ、海女さんたちが威勢よくサザエや浦村地区の牡蠣(今回は特別:海女は牡蠣を採りません)や干物などがちゃっちゃっと焼きはじめられました。
相差町の旦那衆たちが海女さんをフォローする動きが大変素晴らしいとのこと。(M1号の評)いいチームプレーです。やはり家族の支えあって海女の仕事は成り立つのでありますよね。
海女さんトーク。 海女リーダー格の中村美知子さんの楽しく軽快なトークで会場もなごみました。
女性の方から海女さんのお肌のきれいさに質問が殺到。海女さん本人も理由ははっきりわかりませんが、潮にもまれる海洋ミネラル?海産物での食生活?とにかく元気な海女さんのオーラというのかパワーまでも頂いた感じでした。
お料理は海産物を使ったメニューと大皿料理を立食形式で。相差なますやひじきやあらめやところてんと相差郷土料理をてんこもりでおもてなしです。
ブイ海女ベースや海草チップスなどは、相差食材を六本木農園側シェフがアレンジしたお料理たち。どれもこれもほんとうに美味しかったです。
最後のデザートのところてんにかける「きなこ」に海女さんから、「砂糖をもっと入れないかん」とシェフへ駄目出しありのハプニングが。
三回目の味見でようやく海女さんからOKをもらい皆さまにふるまわれました。自分たちが直にとってきた海産物ですもの。そのあたりのこだわり具合がなんとも微笑ましい出来事でありました。
吉田賢治さんのトークライブ
アマゾネス(海女ゾネス?)のお話も興味深いお話でした。
後半は伊勢海老などの豪華賞品(厨房でお好みの調理付き!)に、海女さんあるあるクイズや相差弁クイズなど会場は最高潮に盛り上がっていきました。
六本木農園スタッフ皆さんのこぎみ良いチームワークと気持ちよいもてなしにも感動でした。
お客さまも食べて飲んで、海女さんとも会話して、ほんとうに内容も濃く楽しい晩餐会となったようです。
私たちも関係者さながら、お酒なしでのイベントをどっぷりと楽しませていただきました。
東京晩餐会 vol.4 鳥羽相差編で今回は4回目の催しみたいですが、めっちゃめちゃ楽しいイベントだと思いました。
旅行気分で参加できる晩餐会です!これからもいろんな地方の晩餐会は続くようですよ。
六本木農園 : http://www.roppongi-nouen.jp/event/archives/2011/11/19143528.html
皆様も機会あれば、ぜひぜひ参加してみてくださいね。
今からの時代こういう海女さんは貴重だと思いますよ。
弟が壱岐にいるのですが、会社の寮母さんが海女さんらしく、いつも美味しい思いをしてます。
弟さんが壱岐に!まー素敵じゃないですか。
ヨス万博のイベントでも壱岐の海女さんが数名いらっしゃってましたよ~。
海女スタイルのファッションに関心していたそうで、壱岐にはないんだそうで、韓国のチェジュの海女さんも2種類くらいの海女スタイルの服装があるみたいですよ~。