フランスのパッケージ・デザイン
11月の杜鵑草庵の炉開き茶会にてお干菓子ででてきた ”カリソン” というお菓子は、フランス プロバンス地方の伝統的な郷土菓子のこと。
これはフランス人のアンヌさんのお姉さんから送っていただいたという珍しいお菓子でした。
味は、柑橘系やナッツなど複雑で濃厚な甘さでしたが、お干菓子としてお抹茶にもよく合いました。
今回はこのお菓子が入っていたパッケージ・デザインがとても面白かったのでちょっとご紹介いたします。
ひし形のかわいらしいデザインの缶と思うでしょう?
じつはこれ、缶ではありませんでした。じつは持ち上げたときに私もはっと驚いたわけです。「あっ軽いし」
このパッケージを分解してみたら、こーーんな凝った構造になってまして、缶に見えるのは印刷の紙に上に一枚クリアのペット素材でカバーしてあるからなのですよ。昔は缶のデザインの箱だったにちがいないと思います。それもこんな軽量タイプに変えてしまうなんて。
やるね~フランスのパッケージ・デザイン!
その場にいた皆で「ほーー!!」と驚いたわけです。
アンヌさんはわれわれのその驚きに首をかしげていましたけど・・・。
お勉強になりました。素敵なお菓子をありがとうございました。
和仏一体になった干菓子盆。
それだけで楽しい薄茶席になったよね。
たしかにこのパケージにはほ~っとなりました。
カイユさん
なんかさーこだわる部分が日本とはちがうよね~。
面白いね。