杜鵑草庵の初釜2012 第一弾・第二弾
杜鵑草庵の初釜第一弾・第二弾と二週にかけて終わりました。
今年は少人数制5人×2日間という感じでやらせていただきました。お膳や食器の数の都合とか、お料理つくる分量もできるだけ普段に近い感じで無理なくこなせる人数は5人がベスト・・かな?ということでそうしました。
今年はお点前・茶懐石料理をカイユさんと私二人でなんとかがんばりました。お料理も気負わず、あくまでやれる範囲でおもてなしをしようという内容です。
第一弾はカイユさんが亭主。私が水屋作業とお運びの手伝い。第二弾は私亭主、カイユさんが水屋作業とお運びと交代でやりました。
お床の花準備やお軸の書は鶴田母に、お料理もカイユさんの夫テルさんにも少し手伝ってもらいながら、失敗・冷や汗もいっぱい掻きながら、なんとか無事におわりました。
春光生徳澤(しゅんこうとくたくをしょうず)
春の光りの恵を讃えた句です。鶴田母の書
花器 唐津赤水窯 熊本 象作
南天と椿
<お献立>
1回目汁 蕪+落としカラシ+ぎんなん
向付 鯛としめじの柚子釜
お酒の代わりに福茶
2回目汁 蕪とのり
煮物碗 伊勢芋と豆腐のすりおろし鍋(風)
焼物 輝さん謹製焼き豚、蝦夷わさび添え
進肴1 鶏団子と里芋 小菜の炊き合わせ
進肴2 モッツァレラ、トマト、アボカド、シメジの塩麹サラダ合え
小吸い物 りんごの千切り
八寸 小鮎のやわらか煮 ゆりねの雲丹海苔 燻製たまご
香の物3種
主菓子 松島の岸(伊勢久製)
水屋仕事って重労働です。目が回る忙しさです。カイユさん曰く目から火花出そうな勢いで二人とも余裕なくやっていたと思います。
でもお席のお点前は亭主に完全におまかせにして、亭主を補助するつもりで水屋作業に専念できるのがいいですね。
来ていただいたお客さまにも茶懐石の流れのひととおりを楽しんでもらいたいので、お稽古のつもりでお正客役も無理やりやってもらったのもあります。
ほんとうに来ていただいたお客さま、長い時間お付き合いありがとうございました。
でも昨年の初釜よりは少~~しだけ成長してるとおもいますよ。課題のほうがそりゃぁ莫大ですが・・・。
今年はその課題を少しでも克服できるよう精進します!
お客さまが少し写真を撮ってくれてました。今回全く撮影の余裕なし。
龍の筒茶碗(九谷焼き)から湯気が「昇竜」。
ナイスな一枚です!
今回はお道具やお皿も辰づくしでした。八寸皿として鶴田家の家宝(?)を使わせていただきました。
ものすごく細密に龍の絵付けがしてある皿です。中国の古い時代のものだそうです。その後拝見もしてもらいました。
私の濃茶点前。恥ずかしいから小さくアップしとこ・・・。
今回初炭手前の手順が無茶苦茶で、ほんとにお粗末さまでした。
大変だったけど、でも楽しかった~。
素敵な初釜お疲れさまです。
カイユさんも眼鏡かけてるんですね!!
私と一緒だ。
亭主と客とに分かれてお稽古出来るなんて羨ましいです。
今年は、お稽古に来られている方が薄茶のお点前がスムースにいく
事でしょうか?
早くお茶事が出来る様になりたいです。
ハナピーさん
お客様にも気負いなく茶懐石を楽しんでいただきたいし、そのためには給仕するほうもできるだけさりげなくおもてなししたいというのが理想です。今はまだまだ練習段階です。
まだ余裕もなくて、ものすごいテンパッテ、ガッチガチです(笑)
でも会を重ねていけばきっと・・・たぶん・・・願いは叶うと思ってます。
ハナピーさんもお客さまの練習しにきてね~超楽しいよ。
お二方とも、初釜お疲れ様でした。
2週にわたって亭主と水屋を交代ですると、復習もでき、良い勉強になりますね。
それにしても水屋作業がひとりで出来るなんて、すごいです!
水屋は給仕のタイミングが難しいんですよね。来年は教えてください。
辰づくしの器も鶴田家なら、色々と面白いものがありそうですね。
向付の竹の器もキリリとしていて初釜にとても合う嗜好だと思います。
うちの子のお食いぞめ用に器を貸してほしいわ。
ブログを見ているだけでうっとりです。お茶っていいものですね~。
アキ姐さん
写真と現実は違うってば・・・。もう笑っちゃうくらい無茶苦茶だったんだから私のお手前。アキ姐さん早く復帰するの待ってるよ。
教えてくださいはこっちの台詞~~!!
心希ちゃんのお食いぞめイベント予行練習ここでやってみる~?
お手伝いするし!
第二弾の超初心者のお正客!!
心もおなかもほっかほか〜
お茶もお菓子も懐石もおいしかった〜
炊きたてご飯の美味しさに
一口も残さずいただいてしまう始末、、
課題山積。。。
でもほんとに蝶楽しい~
お二人に感謝!!!
MWさん
お正客お疲れさまでした~。
いろいろ見えてきますよね。でも自分の課題が見えてくるのは、きっと成長してんですよ。
私たちも一回目より二回目と反省して食事も暖かく出せたことがよかった。