ナカコ将油 ヴィエラ奈良
2010年に平城遷都1300年祭の奈良の味館にて出店していたナカコ将油さんが、今回このヴィエラ奈良で出店、無事にオープンしました。
前回は期間限定ショップでしたが、初のテナント出店で、はじまったばかりです。お店自体もまだ”これから”という感じですが。なにかと大変だと思いますが、ここ奈良の中心部からも五条市のよさも一緒に発信していってもらいたいですね。頑張ってください。
関連記事 :ナカコ将油 http://www.mangrove0618.com/archives/5370
マングローブはデベロッパー側からのテナントコンペから設計~陳列までお手伝いさせていただきました。
少しずつ開店準備をすすめてきました。後半はなんだかあっというまにオープンという感じでしたが。
お家の蔵から使えそうな道具をさがして小道具の準備をしました。お家歴代の鬼瓦や、通い瓶、昔ながら使っていた道具などを洗って磨いて使わせてもらいながら、私たちも埃をかぶりながらではありますが、楽しみながらやらせてもらいました。
そういう昔ながらのおしょうゆ屋さんであることをその古道具からも感じてほしいなぁと思っています。
昔はここで働く職人さんなど、いろんな方がたをお家でおもてなししたのでしょう。蔵には上客用まくらや菓子器、燭台など配膳の数からもものすごい数でそろっていました。ナカコ将油さんは五条新町のちょうど入り口部分に位置するお店で、とても目立つとこにあります。
五条市は奈良市中心部からでも車で1時間はかかります。
五條市は、古くから大阪と紀伊を結ぶ交通の要衝で、東へは伊勢街道、西へは紀州街道があります。この街道は、物資の輸送や人の往来だけでなく文化も運んだため、江戸時代、五條は商業や宿場の町として大いに発展したところなんだそうです。
ナカコさんのお家でも、もしかすると旅人などをもてなししていたのかもしれませんね。
今でも江戸時代の建物が残っているところもいくつかあり、散策すると楽しそうです。今まで数回五条市に訪れましたが、作業や打ち合わせに追われまたも散策できずにいます。次こそは・・・!!
店主のkさんも先代からのそういった道具や味も大事にされて清いお醤油つくりをしていらっしゃいます。
ここのお醤油の味はほんとに濃く美味しいです。豆の味がしっかり感じられます。
ここだけの話ですが、店主のkさんはおしょうゆのいい香りがする男でございます。ほんとですよ~。お話してるとぷん美味しいそうな香りが漂ってくるのです。
たぶんご本人は意識ないと思いますが、きっといい感じで発酵していらっしゃると思います。(ニヤリ)
私は鳥羽の黒のりをここのナカコのしょうゆで食べる納豆飯が最高に美味しい組み合わせだと思っています。
奈良市ヘおいでの際は、ぜひここのお醤油を味見していってくださいね。
毎度です。
先週、奈良に行って来ました。
お店を拝見し私はノーマルの濃口醤油を。
彼女達は出汁醤油を購入しました。
使い分けし食を楽しんでます。
寄ってくださったのですね。ありがとうございます!
お料理上手なダ・シルバさんからもナカコのお醤油の使い方をいろいろと聞いてみたいです~。
個性的なお味のお醤油でしょ~