千鳥に魚紋
千鳥饅頭を魚紋皿でとりあわせてみました。
九州博多におすまいの方はご存知かもしれませんが、お饅頭は千鳥饅頭でございます。M2号の好物饅頭の中のひとつです。いただきものです。
お皿は瀬戸の陶芸家 水野教雄さんのものです。
練りこみという技法でつくられています。以前工房に行かせてもらったことありますが、この練りこみという技法は金太郎あめをつくるような要領で粘土棒を積み組み立て、たたいてたたいて、ひたすらたたいて、こんな小さな魚模様をつくっていきます。そんな技法なので、お皿の両面に魚紋がでてきます。これが練りこみ技法の特徴です。工房でお話を聞きましたが、模様を方眼紙で設計されていました。粘土棒の設計図がないとこんな模様(絵)をつくることはできません。かなり緻密な計算をされてできあがるやり方のようです。ろくろとかとは違う気の遠くなるような根気のいる作業です。水野さんはこの技法一本で、陶のオブジェの大作なんかを制作されています。魚紋の招き猫なんてのもそこで見せてもらいましたが、その柄と形の取り合わせに感動してしまいました。そういうのもデザインですよね。
食欲の秋だから?食べ物ネタがどうしてか続いてます。
ありがとうございます。
友人の水野氏はこれを見たら泣いて喜ぶと。
まさしくこんな使われ方をして欲しかったと、
私は勝手に思います。
マダムkikiさん
お饅頭みて、「あの皿にのっけたい。」そう思いました。