韓国のオンギ

韓国の”オンギ”という陶器を扱っている店をソウルの北村(BUKCHUK)地区というところで見つけました。

オンギは壷・甕のことで、昔から韓国の生活にはかかせなかったもので、味噌・ワイン・しょうゆ・塩辛など食材の貯蔵・保存などの用途で使われていたみたいです。一見常滑焼に少し似ています。

朝鮮王朝の王宮 景福宮(キョンボックン)でもこのオンギの置いてある場所があって、なかなかの見ごたえでした。

韓国の民芸です。最近のオンギは今の時代にも使いやすいよう米入れや根菜いれにも使えそうなものもありました。
マッコリを飲む器やキムチを入れる皿など、ちょっとほっこりするような形でどれもとてもかわいらしい器です。

ここの店主が宝城(ボソン)地区の緑茶というのを韓国式のおてまえらしき方法で、私たちに入れてくださいました。
言葉が通じないので、なんとなくの意思疎通でしたが韓国にも緑茶があったのですね~。
色は薄いですが、とても香りの良いお茶でした。そして、この緑茶はとても高価なものでした。

ここの店主はこの小さいオンギをお茶いれ容器として使っているみたいでした。
なるほど~私もそう使ってみようと思いました。

この手のひらにちょうどおさまる大きさもいいですね。
海外に旅行をすると、私はこういった陶器をさがしてしまいます。磁器より陶器が好きです。
価格も手ごろですし、普段使いできるのがいいです。
今回見つけた「めっけもん」はこのかわいらしいオンギでした。


コメント (4)

  1. tamako より:

    オンギを買い求めて、味噌、梅干し、醤油麹を作っています。秋にはキムチも漬けてみようと思っています。使い始めるとまた次が欲しくなり、素朴で地味なのですが日本の瓶とはまた違った魅力があります。

    • mangrove より:

      tamakoさん
      初コメントありがとうございます。

      味噌や梅干を作ってるならかなり大きなオンギをお持ちなんですね~。
      素晴らしい。

      韓国ではオンギの壺が野放しにおいてあるのには驚きましたが、生活道具ってこう使われてるもんなんですね。

  2. tamako より:

    田舎はどこも同じですね。昭和の香りです。

よろしければコメントを残してください

CAPTCHA


訪問中 :