8ミリと2ミリの客
商売のせいなのか何でも寸法で言います。
私が行きつけの格安散髪屋さんは、私が椅子に座ると”8ミリと2ミリのかたでしたね”と言う。坊主頭で全体に8ミリ、すそはすぐに伸びるので2ミリに刈ってくださいと言う事です。
以前バリカンの刃の寸法を聞いてから寸法指定することにしています。間違いのない指示をすることはお互いの幸せのためです。
M2号に料理の下準備を頼まれるときも”何ミリ厚で切るの”とか”何ミリ角で切るの”と聞きます。”大き目とか小さ目”とかはお互いに感覚が違うのでそういう事にしています。
喜怒哀楽も単位が決まっていて寸法表現できると”おれが20平方メートル怒っている”とか的確に言えていいですよね。
かえって分かりにくいか・・・・
「さすがに重たくなってきちゃったんでぇ。
ふわっと軽めにして下さい。
それでぇ、年甲斐もなく前髪パツッといこうかなぁ」
ってお願いしたらああなりました。(笑)
髪型だけはあんまり細かく指示を出しません。
具体的に出すと美容師さんのセンスが発揮できなくなりそうなので。
いきなりコメントさせて下さい。 ここ10何年もM1号さんとそっくりな
頭を散髪させてもらっていますので。
ちなみに、一番下の段は(毛足って言うのですか?)
つるつる仕上げが最適かと。
悲しい事に、毛の密集度が上と下では違うので、
下からぞろぞろしてくるのです。
以上
時々顔の上下をひっくり返したいと思うことがあります。