多品種少量
大量生産(マスプロダクト)から消費者の細かい要望に合わせた多品種少量生産へという言葉を聞きはじめて
長い年月が経った気がします。世の中大メーカーも多品種少量生産を始めたりして2極分化が始まっています。
ターゲットを細かく分けるということは、今まで見逃していたニッチなマーケットを見直す(カタカナ多いなー)こととも言われていますが、これがなかなかうまくいきません。
このことは実は“あのひとが喜んでくれるものをつくる”ということなのかも知れないと最近ふと思うようになりました。
あのひと というのは自分の周りにいる実在の人物です。既存の製品と製品の隙間を狙うのではなく特定の人に向けてモノづくりを考えることが新しい商品を生むことになるかも・・と。モノ基準でなく、人基準です。
あの人にも、この人にも喜んでもらうと考えると、結局つまらないものができてしまいそうですが、自分が喜んで欲しい”この人に”と的を絞るといろいろな新しいことをおもいつきそうです。
お客さんが見えないというのは自分の周りにその商品を買いそうな人がいない ということかもしれません。
そういう意味でもいろんな人に会って”こんなひともおるんや”と感じる事が大切なんでしょうけど、エラそうな人は嫌いで、エラそうでない人としか接触したくない自分の性格は問題だと反省してます。