リハビリ病棟

母が転んで骨を折って、治療が終わったのでリハビリ病棟で治療をしています。

ときどき病院に行ってみると、たいていテレビの置いてある談話室にいます。声の張りもあり元気で、相変わらず食欲もあるようでした。

しばらく談話室にいるとリハビリ病棟フロアの人間模様が垣間見れます。私の母がここに入院することによってこのフロアのパワーバランスが変化するのでしょうか。仲良しのKさんと通じているわけのない世間話を延々とやっています。そして最後にはKさんの

“まーいろいろあるわさ”

という一言ですべての事件、悩み、不条理は片つけられてしまいます。

何度か通うと、こういう施設のフロア割りとか平面ゾーニングを考えてしまうのは職業病でしょうか。病院、介護施設、老人問題は、地方の活性化と共に私の仕事のテーマになっていくのかもしれません。

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コメント (2)

  1. M2号 より:

    センセー!
    「しゃーないわ」と「いろいろあるわさ」の使い方は時と場合によって違うんでしょうか…?

    でもお年を召した方の「いろいろあるわさ」には説得力があるね~

  2. mangrove より:

    しゃーないわ:天災、人災起こってしまったことは早く忘れよ。
    いろいろあるわさ:人生いろいろあってあたりまえ、気にするな。
    なんかようにとる。

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