秋の名城市民茶会
先日、名古屋城の市民茶会へ行ってきました。この日、お天気もよく行楽日和でした。
ここは猿面席という茶室があります。この日の席のお点前は裏千家さんでした。朝一番にと、きたつもりが、もうすでにすごい人で並んでました。この茶室の床柱に猿の顔がみえるという有名な茶室らしいです。
お師匠がここは必ず見てくるといいと言われたので、まず一席はそこで一服頂くことに。
まず別室でお菓子を頂きます。
「亥の子餅」がでました。菓子器は備前、今の季節にぴったりな取り合わせでした。
猿面席の床、床柱の上部にふしが並んであり、それが目になり猿の顔のようにみえるみたいです。
う~む。言われればというような・・・・。
お軸は「関」(かんと読む)禅語です。いろいろと意味があるそうなのですが・・。
「関」とは悟りへ続く関所のこと、
「活路」とは生きられる道、助かる道のこと。
そこさえ通過できれば、あとは東西南北どこへでも
自由に道が続いているという言葉。
解き放たれた瞬間、東西南北に道がひらけるような、
本物の自由が待っているということ。
言う意味です。なんだか深い!です。
そこにいきつくまでの私の道を考えると、まだ歩きはじめたばかりで、遥かに遠い道よの~
と考えてしまいました。
釜の鐶付のところにいちょうの葉、取手の部分は亀のデザインでした。炉縁は沢栗
秋の風情のある取り合わせ。見所満載でした。
二席目は、野点で表千家さんでした。
お菓子が田楽風で秋の野点にぴったりな感じ。もちろん田楽ではなく、お菓子です。
お茶会には、いつも道具屋さんが出展していて、すばらしいお道具もいろいろ見せてもらうことができます。
頭に入れて記憶するには無理があります。でもこう出会いを、体験して、少しづつちょっとづつ感動したり驚いたり喜んだりして、楽しみながら勉強していきたいです。
名古屋ならではのお席のようですね!
お菓子が田楽風というのも今の季節に応じて馴染んでます。
お道具屋さんも出店という事は骨董市みたいな感じになりそうですね。
楽しそう♪♪
最初の猿面席はもしかしてお濃茶席ですか?
お茶も季節の先取りをいつも考えておかなくっちゃいけないので
真剣にしようと思ったら頭使いますね〜。
考える事が沢山ありま〜す。
福岡のほうのお茶会は、お道具やさんは出ませんか?こちら独特のものなのかしら~?はて・・?
やけに立派な物が並びますよ。目の保養です。
二席ともお薄でした。
客側が、亭主のもてなしの心をうかがい知るのも、それもまた楽しみのひとつですよね~。
はじめまして!
名城茶会の準備で調べていたらマングローブの森に紛れ込んでしまいました。今年石垣島へ行って初めてマングローブを見たこともあってついつい・・・
茶道部はご活躍の様子、お楽しみの様子がよく表現されていますね。
今年(2010年)は名古屋城開府400年祭名古屋大茶会があります。いつもの猿面席、広間席、野点席に加え、公募した30席の野点席が二の丸庭園に繰り広げられますよ。それも10月9,10,11日の3日間連続で。そして10日の広間席、11日の猿面席で猿面席の由来が解明されますよ。ぜひご臨席のほどを・・・・・
<ひとこと>茶会の道具展示は本来、亭主が茶席で使うべきものを今日の大寄せ茶会では便宜上並べて、道具屋に管理と説明役を頼んでいるものです。道具屋は出し入れ、運搬の手伝いです。
お菓子のこと、真の点前では7種類出して中には煮しめなども入ります。通常2個ぐらい食べて出された奉書に包んで持ち帰ります。
(裏千家では)・・・・ますますお茶を楽しまれますように!ますます写真の腕が上がりますように! いい仕事が出来ますように!
宗賢さん
はじめまして。ようこそ、マングローブの森へ
つたない茶道部の応援、まことにありがとうございます。
今年の名古屋大茶会、券買いました。
30席の野点席はすごいですね。楽しみであります。
いろいろ見てお勉強させてもらいます。