紅豆灯

書道はじめて何年だろうか?4~5年?月2回のきままな私たちの書道に付き合って指導してくださるK先生。いつもありがとうございます。

どこかへ作品を発表するでもなく、ただもくもくと中国の古書の手本をもとに楷書から草書まであてどなく書いてる書道教室です。書はデザインだと書くたびそう思います。集中できる時間がとても楽しいのです。

最近M1号さんの父、曼荼羅さん(まんだら=俳号)の戦中日記をふと読んでみようと思いました。昭和十六年三月に出征したときからの日記です。まだ30代の青年です。今の自分よりずっと年下です。
旧書体とクセ字に若干読みずらいとこもありますが、小説のようで興味深い。上っ面しか知らない太平洋戦争の事を深く知る意味でも、自分にとっては勉強かしらと思って読みすすめています。今は戦争証言のサイトや資料もあるので、そういったのも参照しながら。

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それになぜか、表紙もすでにつくってあります。紅豆とは中国語で小豆(あずき)のことです。
何かを伝えたい(残したい)その「何か」をこの手記から感じるのです。なにかメッセージのようなものを感じます。おこがましいのですが、微力ながら自分なりに受け止めてみたいと思っています。

書道教室で旧書体を習って書いて、草書なども見慣れてきたせいもあります。ある日ふと、これは読めるかもしれないと思ったのです。数年前は「無理」って思ったんですけど。不思議なものですね。

ほんとうにK先生に感謝です。


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