二十日正月 初釜
大寒です 寒さも本格的になってきました
仕事で一山超えたらば、杜鵑草庵の初釜という大山が迫っていました
今回亭主役でやりなさいと言われ、T先生がお正客ということでした
どう足掻いても時間もないので、やれる範囲で頑張ろうと思い立ち準備を進めました
1月も半ばのこの頃に、結び柳も偶然?必然?に手に入り、お弁当、主菓子は注文で、軸はお習字の時にKさんが禅語を書初めししたときのものをかざり、皆具の立派なお道具も使わせていただけ、炭かごもMさんが一閑貼してつくってくださって、当日お炭手前もしてくださる、八寸の材料もAさんから提供を受け、茶杓も久野輝幸さんの新作を2本使わせていただき、お茶碗もHさんの師匠から譲っていただいたもので、母から釜などお道具借りて、周りの方々から至れり尽くせりのご協力でした。有難い茶友よ。後はあなた自身のお点前だけだよ!(オイッ)という状態
自分のお点前をやり通せば何とかなるでしょうという覚悟と意気込みだけで二十日を迎えました
西京みそのお雑煮はMさんとお正月頃に和菓子喫茶で食べた味を参考にして作り、東雲さんのお弁当も添えてとても初釜らしい祝膳になりました
一富士二鷹三茄子 お席で見つけていただけたでしょうか?
一人じゃできないお茶事、お客もいないとできない茶事です
もうマラソンランナーのように走って(気持ちが)息きれそうになりながら・・当日を迎え、なんとか初釜が終わりました
あれしとけば、これやとっけばと、もう反省点ばかり残るおもてなしでした
もっと精進せねば、もっと準備よくせねば、お客さまに失礼ですね
今年ももっと頑張ろうと思いました
お付き合いくださった皆様~本当に本当にありがとうございました(合掌)