3.見積(入札)
見積(入札)
基本設計図書に基づいて見積をします。(してもらいます)設計するところと施工するところが同じ会社の場合(設計施工業務)は、当然その会社でやります。入札の場合は施工する各社に図面を配り、提出日を決めて見積の提出をしてもらい、内容に特に問題がない限り一番安いところに決定します。
設計者の役割は、内容の質問に対して答えることです。
ここで良く聞かれることは、設計施工と、入札とどちらがいいの? です。
答は、設計内容と施工業者による。 です。・・・・・なーんや中途半端な答 でしょ。
例えば図面に基づいて10社が10社ほとんど同じものが出来るような完成された図面と、簡単な内容であれば、安いところで言いに決まっています。でも考えてみてください、安いのは安い理由があるはずです。
1.なんらかの理由でどうしても落札したいから利益率を下げる。
2.ほとんどのものを自社で製作できる。3.現場が近い。
4.思いっきり協力業者をたたく、又は安い協力業者を持っている。
5.海外調達ができる。6.社員の給料が安い 7.計算を間違えた、項目の抜けがある。
8.たまたまあまった材料がある。 9.安く作る方法を知っている。 10.めちゃくちゃその内容を作り慣れている。 考え出したらきりがありません。
そしてどれにもリスクが伴います。もちろん高ければ良いとも限りません。
私は適正価格が良いと思います。(それがわからんから聞かれるのですが)
いろんな方法をとっても結局は人と人との信頼関係ってことですかね。