二月お誕生日茶会
もう三月ですが先月、杜鵑草庵で「二月生まれのお誕生日茶会」という名目でお茶会をしました。
私とSさんは二月生まれということで。
お床に落ちた椿には意味がありました。軸の言葉の内容とつながっていたのでした。
ムムムッ~高度な仕掛けでありました。
今回、M2号の母がお煎茶デモンストレーションということでお煎茶のお点前してくださいました。
お道具も持参で、どうもどうもありがとうございます~。
M2号の母は娘の頃、茶道をしていたらしいですが、お道具まで持っているのにお茶をやってる母の姿を見たことありません。もったいない事だこと。
今現在は老後のおたのしみにと”お煎茶道”にまい進していらっしゃいます。”売さ流”(ばいさりゅう)という名古屋の流派だそうです。
まず待合席で、香煎ということで、蘭茶を頂きました。お干菓子は三種のベリーチョコ。
蘭茶だしここはは自由な発想で(という事にして)、チョコをお干菓子にしました。(菓子担当のM2号)
お煎茶って、お道具がすべて小さくかわいらしいです。
塩づけした蘭のお花が湯のみの中で綺麗に咲きました。皆でまずそれに感動!
お煎茶では、蘭茶を飲むのにもお点前があります。なのでお菓子も出ます。
お茶を飲んだ後に懐紙に一旦その花を出して、花を眺めて、そしてそれを頂きます。
いろいろと手順があるみたいです。ふぅ~~ん
その後、本席に移動し、炭手前がはじまり、香盆もだされました。すごいすごい至れりつくせり~。
そして主菓子と濃茶を。
茶入れは、錫の「メロン」という名のそれはそれはずしりと重~い茶筒を、カイユさんが濃茶の茶入れに見立てて使ってくださいました。8人分の濃茶のお抹茶も余裕で入ってました(笑)
この茶入れは、私たちがマレーシアに旅行に行ったとき、母へのお土産にと買ってから、ず~っと使われることなく押入れの肥やしとなっていた茶筒です。いつかどこかで使ってみたいよねとカイユさんに話していたのです。
鶴田ママは、なぜこれを茶入れに??と不思議そうに見ていましたが、私個人はとてもうれしかったのです。
使ってくれてありがとう~。その後、皆で濃茶をたてる練習をしました。
そしてその後また別席で煎茶のお点前で、今度は”玉露”を頂きました。
お煎茶は二煎たちます。一煎目と二煎目の間にお菓子(干菓子)を頂きます。
今回お菓子は、川村屋さんのもので、お干菓子は蕨と蝶 主菓子が”芽張柳”
今日はまた違ったお茶のフルコースを、いろいろ楽しませていただきました。
ミクスチャー文化のおもてなし、これもこれでまた楽しい。
準備してくださった鶴田ママ、カイユさん、M2号母、どうもありがとうございました~。
杜鵑草庵のまたあらたな可能性の道が開けた~・・・かも?
素敵なお茶会ですね!
そしてお母様、もしかして鹿児島でお会いしました?
お母様は煎茶をされているのですね。素敵☆☆☆
売さ流って名古屋だったんですね!
大濠公園の観月茶会の時、野点で御披露されています。
隣が南坊流です。
先日のお写真で拝見した逆勝手点前ですね!
粋〜♬
お菓子の取り合わせを季節を感じます。
写真で眺めているだけでも臨場感が伝わりますよ〜。
ハナピーさん
カイユ母、鶴田ママは私たちのお稽古にとても熱心に協力してくださるのです。逆勝手もいつのまにか用意されていました。
いつも、思い立ったらすぐ実行!みたいな方で、行動も早い。
杜鵑草庵も毎回いろいろとカスタマイズされていってます。
私もそんな行動力を見習いたいと思っています。
でも、そんな急いで覚えられないのが、悲しい現実。ゆっくりやっていきま~す。