徳川美術館
名古屋市東区の徳川美術館へ行きました。
「尾張徳川家の雛まつり」毎年この時期だけやってる特別展です。
桃の節句、春ですね~。
尾張徳川家のお姫さまたちのための雛人形、歴代のさまざまのお人形がならべられます。圧巻!
お人形もすばらしいのですが、その雛の雛道具類もこれまたすばらしいです。
嫁入り道具一式の品々、お化粧道具、源氏箪笥(源氏物語が一式収められてる箪笥)、貝あわせやかるたやお茶道具などなど、すべてがミニチュアでそれも本物の蒔絵が施されていたり、華やかでとにかく愛らしい。贅をつくしたお道具を見るたびにしびれます。
それと同時にこの時期は、利休忌にあわせて特別公開される、千利休 ”泪の茶杓”が拝観できます。
天正19年、豊臣秀吉に切腹を命じられた利休が自ら削り、最期の茶会に用いたといわれるお茶杓です。
今回茶道部はこれを見る目的で美術館へ足を運んだのであります。
前回徳川美術館に訪れたときは、お茶をはじめる前でした。
今回改めて展示物をじっくり見てみて、以前は置いてあるものが、なんなのかも分からなかったものが、わかるようになっている自分がいました。そんな自分に驚いたリ。へ~ほ~
目に入ってくる世界が違っていました。面白いですね~。
利休の泪の茶杓、繊細でした。茶杓全体から緊張感がただよう、そして強い。そんな造形でした。
利休はどんな気持ちでこれを削ったのか?そんなこと考えながらじっと見入ってしまいました。
もし行く機会があればぜひ見に行ってください。
わかるなぁ!
茶杓も茶入も、みんな同じに見えていたけど、今は見方が変わった。
そんな自分に気がつくと嬉くなるよね。
カイユさん
私は変わる、だんだん、ちょっとずつ。
その変化を自分自身で楽しめていけたら、いいです。
春からお茶仲間も新たに増えてくし、私たちも頑張りましょう。
節目、節目にまた徳川美術館に訪れてみたいと思いました。
博多には黒田美術館はありませんが徳川美術館があるんですね!
徳川家康も利休の弟子だったですよね?
何が得意だったのかな?
って言うか一番人を見る目があったんだ〜。
名古屋ならではの文化財ですね
ハナピーさん>
たぶん地方でお茶されてる方のほうが、ここに来たら、名古屋っぽいお茶文化ってのがよりはっきり見えてくるのかもしれませんね。
私には比較対象する物がないので、こういうものなのかしら?と感じているだけです。
名古屋城にある猿面の席の茶室なども再現してあったり、ここではお茶道具の展示がかなり多い美術館かもしれません。