芸術論
散歩や、旅行で風景を見ていると時々”・・・の絵みたいやな”と思うことがあります。私M1号はこんな仕事をしていますが、絵画をはじめとする芸術にはプラモデルほど反応しません。でも知らないうちに物を見る時にユトリロの絵のようにパリの街を見たり、ゴッホの絵のようにひまわりを見たり、しているような気がします。
芸術と呼ばれるものは物の見方を教えてくれるものでもあるのだなあと思います。
昔オルセーで絵画を見た時なんか凄いわけの分からないものを感じました。写真とか画集では絶対分からない凄さを感じました。”これは立派な絵画だ”という知識もなく見たのですが、”おーがんばっとるやんか” ”写真よりほんものみたいやんか”という感じでした。本物より本物みたいなんですよね。
プラモデルも凄いのを見ると、本物みたいと思うのですが、航空博物館で綺麗に修理されたものを見ると、模型のほうが本物みたいやな、と思うことがあります。