憧れの・・・。
お茶のお稽古をはじめて約1年半たとうとしてます。新しいカテゴリーに「茶道」を加えました。
6月からは炉から風炉という畳の上で、湯を沸かすための釜をかけられるものに変わります。そして7月からは夏のお点前のひとつ「茶箱」のお稽古が始まった。
茶箱とはなんぞや?と言う方に分かりやすく説明すると、例えば公園へピクニックに出かけて、ジュースやおやつを食べたりしますよね?それと同じでただお菓子とお茶を飲むつー事です。茶箱はそのお茶を点てるためのピクニックBoxみたいなものです。
その箱の中には、茶せん、茶きん(ふきん)、ふりだし(金平糖が入ってる)、お茶わん、茶しゃく、棗(なつめ・茶器)が収まっています。お茶の場では、お道具が収っていると言うか、またはそういう形にお道具をセッティングすることを「お道具を組む」といいます。
こんな風に組みます。今回の菓子は盆柿でした。まだ熟れるまえの柿がお菓子に。こんな夏の時期に柿とは驚きでした。
お道具は普段お稽古してるサイズよりも小ぶりで、可愛らしいものです。ふりだしから金平糖が懐紙に出すときもチャリチャリ~と出てくる音まで可愛い~!(悶絶)。お茶は柄杓からお湯を入れる時とかわざと音を立てたりします。お師匠曰く、そういう音も、ご馳走(おもてなし)なんです。
昨年、先輩たちがお稽古してるの見て、私は興味津々でした。あーそのお稽古を早くやってみたい~(正しくは触れたい、使ってみたい)と思った。だけど去年はまだそこまでやれるとこまで到達できてなかったので、ただ先輩方のやってるのをじーと見てるだけでした。
なんせお道具がめっちゃ可愛いいもん。子どもの頃におままごとした記憶も甦る。魅惑の宝箱のようだ。見てるだけで萌えます。その茶箱の種類も、うの花点前、雪点前、月点前、花点前、他にも和敬点(わけいだて)、色紙点(しきしだて)があります。いろんな場所とに合わせて、道具の組み方やお作法も変わるのです。私は、若輩者なので、まだ個々点前の詳しい説明はできません。
それにしても、なんて優美な世界でしょう。茶箱もその亭主(お茶を点てる人)の好みや趣味で自分なりのお道具を組むことができます。それをどう揃えようかと考えるだけでも楽しみは増えます。
ちょっと待て!
その前にお点前覚えるのがまず先ですよ。ともう1人の自分が叱咤する。
てな事で、そんな事はま~だまだ、ずっーと先のお話です。
お茶、それも一つのデザインの世界だと思ってお稽古しております。毎回、驚きや感動を頂いております。日々精進する事なり!
相変わらず、水曜日はてんてこ舞いな私です。
茶箱は本当に楽しいですねぇ。
チマチマ出してチマチマしまうのが、おままごとを思い出しますよね。
あの「わざわざ感」がたまらなく懐かしくて楽しい!!
この間買った小さな茶入に合う箱がいつか見つかるかと思うだけで、胸がキューってなります。
いつか、素敵な「自分なりの茶箱」を披露し合う日がくるといいね。
カイユさん
本当に「わざわざ」な感じがいいんですよね〜。
他の人のお稽古見てるだけでも、すごく楽しみです。