家具・什器
上の図は図面における家具分類例です。
家具と什器の違いは、今だに私には良く分かりません。
図面上の分類でいえば、
1.造作・造作家具・・・作りつけ家具・大型家具
2.制作家具・什器・・・図面を書いて製作する家具・什器
3.購入家具・什器・・・既製品を購入する家具・什器
という分類が考えられます。
椅子・テーブルは家具といえます。
ショーケース、ゴンドラと呼ばれる、たくさん棚の付いたものは什器といえます。私の場合家具、什器の区分はこの程度に留め、総称して家具・什器と呼びます。
アメリカでは、造作什器も含め商品陳列機能を持つものをFixtureと言うみたいです。可動什器をlose funiture ということもありました。
もともと販売用陳列器具を英語でゴンドラと呼び、家具というのは家の中の生活用の器具なので、図面上のものをこの2つに分類することはもともと意味のないことだと思います。
それより最初に書いたように単体のものは、購入物か、作るものかにまず分類するのが意味があると思います。
かたい話でした。
うちの事務所も同じ様な分類です。
とりあえずお店の模型を作ったとしてそれをひっくりかえして
パラパラと落ちるのが製作・購入家具什器で、しっかりとくっついているのが
造作(作り付け)家具と考えています。