伊勢の高校で

卒業した高校の在校生にOBたちが”自分の仕事について話す”という試みのキャリアガイダンスが先日終わりました。

校長先生が”今の子供たちはかわいそうです。明るい未来ではなく暗いことばかり”というようなことを言っておられました。

その言葉がすごく気になって、”この仕事は楽しいです。”から始めることにしました。

不思議なことにそうやって話し始めると、ほんと楽しそうなんですこの仕事が。

自分の仕事を考え直すきっかけになりました。

 

お話が終わって、他の講師をしていた2.3人の後輩とバカ話をしながら卒業後久しぶりに校内を歩きました。

突然体育館でのことを思い出しました。

受験した大学を落ちて、予備校の試験も落ちて、部活を見にか何かで体育館に行き、もう帰ろうとして体育館の横の男子便所でおしっこをした時、

なぜか小便器の上に太宰治の”人間失格”がおいてありました。太宰治なんて読んだことも無く、でも私はそれをネコババして数年 太宰治の”はしか”にかかりました。

後輩にその話をしたら、”それってもしかしたら伝統かもしれへんから、先輩も今日”人間失格”便器の上において行ったらいいですやん。いやいや坂口安吾の”堕落論”のほうがいいかもよ。”

”堕ちて生きよ”か・・・・・


コメント (1)

  1. mangrove より:

    お告げかも。ずきーんとくるよね。

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